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ぼくらの映画感想文

映画も音楽も漫画も好きなので、夢追うフリーターとしてTSUTAYAでバイトしてます。
批評、評論、感想だったり映画を観たら人に話したいことって出来ると思うんですけど、話す相手がいないからここに書くことにしました。
お粗末さまですがよろしくお願いします。

あらすじ

心霊現象、霊能力者、そして超能力者。
世の中に起こる超常現象と言われる事柄を次々と種明かししていくマーガレット(シガニー・ウィーバー)とトム(キリアン・マーフィー)、2人の科学者チーム。
そんな中、30年前に一世を風靡した超能力者サイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)が復活を遂げる。
彼の鼻を明かしたいトムと、消極的なマーガレット。
マーガレットとサイモンの因縁とは?
彼は本物の超能力なのか?
それとも…。


面白かったですー!
観終わったあと、ネットの意見を覗いてみると結構賛否両論ありましたが、僕は好きでした!

序盤の、トムとマーガレットが次々と超常現象の種明かしをしていくくだりはテンポよく、飽きません。
この構図は人気ドラマTRICKと似てると思いましたね。
やはりタブーでありながら、種明かしというのはどうしてもドキドキするものです。
次々とトリックを暴いていく一方、タネがあるのか本物の超常現象なのかわからない事も起こりはじめ、終始緊張感たっぷりです。
マーガレットとトムの助手として加わるエリザベス・オルセン演じるサリーや、トビー・ジョーンズ演じる科学者のシャクルトンも、敵なのか味方なのか…といった見せ方にもすごく翻弄されました。

細かい見所は、デ・ニーロ、シガニーのビッグネーム2人、トビー・ジョーンズの独特な存在感、エリザベス・オルセンも素敵でしたし、キリアン・マーフィーの青い瞳にはやっぱり引き込まれますね。
そんな俳優陣の中でも、とても面白かったのが、ロバート・デ・ニーロ演じるサイモン・シルバーの若かりし頃を演じた俳優さん。
デ・ニーロ感すごく出してて、どーよのテルさんが頭によぎって笑ってしまいそうになりました笑
向こうにそういう作為はないのでしょうが、「海外でもデ・ニーロってやっぱりこういう風にモノマネするんだ!」みたいな、すごく親近感がわきました。
意図しない所で緊張感ほぐれてしまいましたね。

内容にもたくさん触れたい箇所あるのですが、観る前に知識をいれて、余計な考えを含んで観てしまうと半分も楽しめなくなってしまいそうなので難しいです。
物語の締め方、オチも僕はものすごく満足いきました。
賛否両論ある意見の否定のほとんどはそのオチが気に入らなかったり、読めてしまったりしたことが原因のようなので、あまり詳しくは書きたくないですし、観る時もあまり斜に構えず観るのがいいかもしれませんね!
ただ、こういう映画は僕もどうしても「はいはい、こういうオチかな?」と考えてしまう人なのですが、それでも「ほー!」と騙されました。
よくよく考えると、こういう物語の落とし所としては普段ならこの結末も頭の角におきながら観てますが、全く頭がそっちに向いてなかったので、うまくフェイントをかけられたような気分でした。
僕だけではないと思いますが、ナイト・シャマランの映画や、星新一、世にも奇妙な物語、週刊ストーリーランド、怪談新耳袋、トリハダのようにたくさんの物語を通ってきた結果、どのお話もありふれたオチだとしか思えなくなってきたのは残念なことです。
斬新なオチもうまくいかなければただ斬新なだけでつまらないし、王道のオチをつけようものならミステリーとしては出来損ないです。
如何にして落とし所を勘付かせないかが、重要なポイントだと思うのですが、この映画はそこがうまかったと思います。

それでも見破ってしまったり、「なんだよ、その方向で落とすのか」と思ってしまった人が、低い評価をつけてるのでしょう。

とにかく僕は、緊張感にヒヤヒヤしながらまんまとオチにも驚かされたのでとても楽しめました!

ハードルをあげるとよくないので、あまり詮索せず、楽しむ気持ちで観て欲しい映画です!