息子の一人が、アメリカに旅立った。
子どもを信頼するのって、自分にとっては簡単と思ってたけど、心配したり、疑ったり、余計な親心を出したりと、なかなか難しい。
ああ、これでもう、心配しなくて済む(見えないから)、と肩の荷を降ろしてしまおうとも思ってたのに、今現地では何時かな、とか、今頃は何してる時間かなとか気になってしまう。そして、さみしい。いざ、いなくなると、さみしい。これは、予想外だった。生きてるんだし、また会えるんだから、どうってことないつもりだったのに。
絆、なのかな。
でも、息子が旅立ったことは、嬉しいんだ。送り出せて、本当に嬉しい。新しい世界を体験してきて欲しい。たくさん失敗もして、ひとまわりもふたまわりも、大きくなって欲しい。さみしさもつらさも味わって、人の気持ちがわかるようになって欲しい。そばにいたら、すぐに手を出してしまいそうだから、離れていてくれるのは、嬉しい。私の手の届かないところ。
生まれた時から今まで、私を、お母さんにしてくれて、ありがとう。
私の知らない世界で、思いっきり、全力で、チャレンジしてきてね。
