1988年だろうか。
私たちが初めて出会ったのは。
まだ19歳で、外国にいることが嬉しくて、習ってきたはずの英語は全然話せなかったけど、カリフォルニアの空が高くて青くて大きくて、ただ圧倒されていた。
キャンパスの芝生で一人ねっころがって雲を見たりしていたら(あの頃はスマホなんかなかったし)
朋子がやってきて、歳は1歳しか変わんなかったけど、子犬のようになついてきた。何故か私をとっても気に入ってくれて、一緒に行動した思い出はひとつひとつ、私の一年間のアメリカ留学を、素敵に彩ってくれた。
今日これから、朋子に会えるんだ。お互いにもう40代後半なんてびっくりだけど、中身はやっぱり変わっていない。あの頃と変わらない笑顔に会える。
目に見えるものではなくて、私たちの心の中にあるものが、永遠に続く。
それは、真実。
「私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。」(コリント人への手紙第二4章18節)