9月23日(土)
百名山 42座目 御嶽山
2014年より閉ざされていた登山ルート
王滝口登山道〜八丁たるみ〜剣ヶ峰〜摩利支天と歩いてきました。

数日前にテレビで2014年の噴火によるドキュメントをやっており、明るくハイク気分ではなく
あの噴火の日の登山者の気持ちになって歩いてきました。

自分だったら、どう判断していただろうか
諦めていたかもしれない。
怖くて寒くて…
亡くなってしまった方にご冥福をお祈りします。

また、必ず生きると信じて、救助された方
本当に良かったと心から思います。

救助を行ったたくさんの救助隊の方々
雨を含み粘土のようになった火山灰の中
疲弊しながらも必死で救助をしていただきありがとうございます。

私も十分な食料・水・ヘッデン・防寒具・ファストエイド・常時ヘルメット着用にて安全登山を行いました。

歩きごたえのある素晴らしい山であり
色んな事を考えさせられる山行でした。




金曜日仕事終わり、即移動🚙💨

5時間以上もかかりました

駐車場からは星がとても綺麗で

明日は良い日になりますように。

ただ、車中泊の準備はもう冬支度しないと

超寒くて震えてました🥶





2014年の噴火以来閉ざされていた

王滝登山開始から登山開始

単体の山では富士山に次ぐ2番目に高い山








王滝登頂前の九合目からは

噴石と思われる石がゴロゴロ

景色が変わり始めます

全ての避難小屋にたくさんのヘルメットが

準備されております







そして、被害に遭われた方が多くいらっしゃった

八丁たるみへ

30名が入れるシェルターが2基作られておりました。







更に登り、御嶽山山頂へ

噴火により取り壊された御嶽山荘跡にも

シェルターが3基作られておりました。







至る所に、当時の噴火を風化させない

景色が広がっています








山頂から見えるエメラルドグリーンの池も

火山灰により消失しておりました







更に、消失したニノ池小屋、ニノ池ヒュッテを覗き、摩利支天山へ向かいます









山の中はまた景色が変わり

小さなケルンが立ち並ぶ美しいサイノ河原を歩き

反対側から御嶽山を望みます

そして摩利支天登頂










その後、稜線を歩き乗越の分岐点より

五の池方面へ降りて行き

五の池小屋へ

ここも噴火時の避難小屋として使われたと

テレビでやっておりました

今はお洒落な人気のカフェとなっておりました





帰りは剣ヶ峰山頂を通らず

ニノ池から王滝へのトラバース道

ここは、ギリギリ舗装したばかり

落石や岩崩れ、かなり危なく感じました。

懸命に登山道として復旧してくれたんだと思います



下山後は王滝登山道入り口の

ビジターセンターへ

当時の噴火の事を改めて目の当たりにして

この日の登山を振り返りました





9時間の山行

これで、今年は霊峰富士山・霊峰白山・霊峰御嶽山と全ての霊峰に登る事が出来ました。