突然のショートデート | After15-20 years

突然のショートデート

「夜にCoffeeを飲みに行きたいなぁ」
メールに誘われてのショートデート。
夜に少しだけ、時間を作れたから。


お風呂上がりの彼女のポカポカした手を握りながら、
 雨の中、車を走らせて行く、
 いつもの喫茶店。
いつも座る窓際の席で、
 ここ数週間の仕事のことや
 たわいもない話を聞く。


『化粧をしていないと言うけれど、
 普段と全然変わらないね。
 あなたはいつ見ても美しいね・・・』
彼女の話を聞きながら、
 そんなことを思っていると、
どんどん身体の力が抜けてくる。
 目がトロ~ンとしてくるのが分かる。
眠りに落ちる前の、
 フワフワした気分。


店を出て、
 また手を繋ぎながらの運転。
ここ数週間、
 十分に寝ていない僕を気遣って、
右手で手を繋いでくれたまま、
 左手で、掌を揉んでくれるのが、
とても、心地よかった・・・


寝る前の「おやすみなさい」MailとCall
今日の一日の終わりにも、
彼女をたくさん感じることができた・・・。
幸せな一日の終わり方。