突然のショートデート
「夜にCoffeeを飲みに行きたいなぁ」
メールに誘われてのショートデート。
夜に少しだけ、時間を作れたから。
お風呂上がりの彼女のポカポカした手を握りながら、
雨の中、車を走らせて行く、
いつもの喫茶店。
いつも座る窓際の席で、
ここ数週間の仕事のことや
たわいもない話を聞く。
『化粧をしていないと言うけれど、
普段と全然変わらないね。
あなたはいつ見ても美しいね・・・』
彼女の話を聞きながら、
そんなことを思っていると、
どんどん身体の力が抜けてくる。
目がトロ~ンとしてくるのが分かる。
眠りに落ちる前の、
フワフワした気分。
店を出て、
また手を繋ぎながらの運転。
ここ数週間、
十分に寝ていない僕を気遣って、
右手で手を繋いでくれたまま、
左手で、掌を揉んでくれるのが、
とても、心地よかった・・・
寝る前の「おやすみなさい」MailとCall
今日の一日の終わりにも、
彼女をたくさん感じることができた・・・。
幸せな一日の終わり方。