スーパーモンキーNMRのブレーキペダル

味気無いので・・・

 

RCレーサーに使われているシフトぺダル側の形を模して造形しました

 

 

よく参考にしている資料本はレーサーズで1台に的を絞り特集している本である

車体の詳しい写真や分解画像そして製作エピソード、裏話等が載っていて実に面白い!

 

そんな中のWGPマシン4気筒NSR500

タンク部がチャンバーで下のアンダーカウルみたいなヤツがフューエルタンクになっている

 

ソソラレルのはこのアルミタンク

板厚0,8mmだって信じられないよぉ~(鉄の0,8でもしんどいのに)

画像の溶接ビートから判断するとTIGでやってるように見えるが・・・

ん~アルミを溶接している者にとって脅威

できない事は無いがこれだけ溶接しまくるのは一苦労するだろう(漏れり滲んでもいけない液モンやからね)

ウチも初めの頃は練習で0,5mmのアルミガスケットどうしや空き缶の底どうしを溶接したりしていた事もあったが抱き合わせヘリ溶接だからできたのであるが

アルミの1mm以下の突合せ溶接がいかに難しいかやってる人じゃないと判んないだろうが・・・

 

長円ピストンWGPマシン初代NR500(NR1)

NRとはNewRacingの略とあるので、スーパーモンキーさんはNMRの事をNewMonkeyRacingとしたネーミングしたのだろうね

正確に言うとピストンは楕円ではなく半円と半円を直線で結ぶ形なので長円というらしい(市販車NR750は楕円やって)

このカウルと言うか車体はモノコックボディでキャブセッティングでもエンジンをいちいち外さなければいけないのでこのようなエビガラ状態になるらしい(頻発する問題でモノコックスタンドが足り無くなり画像のように床に転がす時もあったそうだ)

 

そんでこのカウルはアルミ1mm肉厚で作っているのだと・・・

ん~これまた脅威!

エンジンもフレーム替わりの一体化にさせ材質と形状だけの工夫で強度出るんかぁ(合体後のねじり剛性は他の鋼管フレームよりはるかにあったという)

モノコックボディ(NR1)がエエと思って作ったけど後にカーボン(NR2)やパイプ(NR3)やにフレームを試し、最終的には一般的なアルミフレーム(NR4)仕様にまでなるが、いちいちエンジン単品にせなセッティングできひんのは厳しいよね

画像を見ると一番下の部分なんかはフチの折り返しも無いように見える、アルミなので光って膨張して見えるのか1mm以上の板厚みに見えるが・・・(ステアリングヘッドの肉厚は結構あるみたいやけど、このあたりの継ぎ目が見たいなぁ)

 

長円ピストンの単気筒エンジンの試作画像が載っていた

よく見ると1本コンロッドでクランクケース側左右にスリーブ円の逃げエグリがあり、シリンダー側に4つのバルブリセス

XL250のエンジンにそのOHC4バルブヘッドを使い長円ピストンでエンジンが回るかの試験時の画像らしい

ソソラレルけど・・・

学校も出てない独学で溶接加工をしてきた田舎のゴミガレージのオヤジに大企業の技術や研究試作等なんか到底まねできるものではないし脅威でしかない、本を見て物を想像するしかないけど画像だけでもちょっとでも何かの思い付きやヒントにもなるのでやっぱり本は見てないとアカンね、目の肥やしも勉強やからね

 

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