チャンバー２本の修理依頼
例によりヤフオクで購入したらしいが・・・
まあ現物を見ずに説明文と画面画像で判断しなければいけないのでリスクを伴うは確かです
でも確信犯と言うかド穴が開いたチャンバーをパテで誤魔化し塗装すればもう画像では判断付かない
ましてや出品者の主観で説明文を書き、自己申告無しの隠すつもりで説明文を書かれたらもうどうにもならない
ガソリンタンクもヤバい場合が多いので塗装済みとか若干の錆や穴が開いてるけど綺麗ってやつには手を出さないほうが無難
初めから程度の悪い物を安く入手して直したらエエワイなんて思って買うとあとでとんでもない修理代がかかって【安物買いの銭失い】って事にもなりかねないからね（まだ溶接できて治るんだったらほかすよりマシか）
装着後ひと走りしたらパテが吹き飛んだらしい・・・
鉄板がサビて劣化し薄くなって表面がニキビ状になっている、特に一番熱が加わるエキパイ部は前輪の雨シブきをモロに受け腐る率が多い
白くなっているところがパテですがこれを落とすのにまた一苦労
ワイヤーブラシでこすり除去していくのだがこするだけで穴が広がっていく始末
こういう風にペラペラになるともうこの部分を溶接で付ける事はできない（穴が溶けて広がっていくだけ）
しっかりしたまだ生きている鉄板のところじゃないと溶接できない
もう一つ問題は裏がクリーニングできないので生ガスが沸いて溶接拒絶反応が出る
今回はアルゴンではなく酸アセ溶接です
なので溶接できる鉄板までの大きさのパッチを作り上から被せ修理（外観は気にしないということなので）
外観を綺麗にする最善の修復法は４輪の板金作業みたいに腐った鉄板は全て切り取り、同じような面積の鉄板で作り直してハメ込み面イチで共付け溶接で修復すれば綺麗に仕上がるのだがペラ板でしかも裏側にオイルがべっとり付いた腐り板ではその方法がままならない
こちらもパテで埋めてるがガス漏れしているらしい
針の穴くらいだから、赤くなった一瞬チョンってロウ棒垂らして済むように思うかもしれないが・・・
腐り果てたオイル汚れ中古鉄板には通用しない
薄物には真鍮ロウ溶接が良いのだが、これまたガスが沸き上がってきてロウをはじかせるのだ
結局何倍もの大きさの溶接痕になるのだ（車の板金作業だと削り落しパテ＆塗装で判らなくなるのだが）
そんでもってまたまたヤフオクの恐怖
いつも言ってる送料の問題
この２つの箱とも８０サイズ
一つは新聞紙を上にのせて緩衝材に・・・
商品は半分から下におるやんけ
半分と言うよりそれ以下やね
ウチやったら確実に６０サイズにするでしょう（箱を切った貼ったする手間を惜しんでるヤツ多いよね）
これもまた上に大げさな緩衝材
凄いよねぇ～商品は箱の隅っこで１／３程度の大きさ
これも６０サイズでいけるよね、しかも部品取りのジャンクでショック自体は使い物にならないのでキズが付こうがどうでもエエヤツやで）
ヤフオクには恐怖を感じるよね
でも無いと困るし・・・
特にひどいのは売れたらめっけもんみたいな専門業者（良心的なのもおるが）長文のマイルールで固め商品説明は画像を見て判断下さいとかOHできひんもんでもＯHして使って下さいとか、ジャンク品と前置きしといてそれやのに何千や万する開始価格とかで専門業の割には商品に対して責任感が無く逃げ口上が多い・・・
落札者が賢くならないといけないけど出品者の方もモラルを持ってもらわないとね
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ペコ