■「内定への一言」バックナンバー編
「一○%よりも、五○%のコストダウンの方がうまくいくことがある」
(松下幸之助)
自分と向き合う機会も多い就活、「どこをどうすればいいのか?」と悩むことも多いでしょう。そんな時は、昨日と少し違うくらいの考え方では、なかなか突破口は見付からないもの。
「一○%のコストダウン」とは、「全般的に、努力の平均値を引き上げる」という真面目な努力で、耐久力が必要な上に、成果も少ないもの。反対に「五○%のコストダウン」とは、前提や悩みを含めた全ての変化を意味します。
分かりやすく言えば、今、あなたは一○○mを十五秒で走れるとします。そういう状態から「十四秒で走れるようになりたい」と決意すれば、おそらくあなたが投じる努力は、全てにおいて「マイナーチェンジ」に止まるでしょう。
よって努力の手応えも、「そう言われれば、そういう気もしないでもないかもしれない」といった、曖昧極まりないものになって、何がどう役に立っているのか、それさえも自覚できないはずです。
しかし、「十二秒で走れるようになる!」と決意すれば、おそらく練習の質はおろか、生活習慣や時間の使い方、物事の考え方までも変わるはず。今までは走り方やペース配分の問題だと思っていたことも、呼吸方法や食生活、ライフスタイルまで考えるようになり、そして、以前は非常識とさえ思えていた目標を、見事に達成できるのです。
これは、企業経営にもそのまま当てはまることで、松下電器が「非常識」と言われた価格設定を行い、生産ラインや従業員の能力を、それが実現できるように高めたことは有名です。
あなたは就職活動において、「一○%」の努力と、「五○%」の努力の、どちらをやろうとしていますか?あなたの努力が目標を決めるのではなく、あなたの目標が努力を決めるのです。大きく考え、大きく動きましょう。小さなことは、「誤差の範囲」になりますよ。