■「内定への一言」バックナンバー編


「私の最高傑作?それは、次回の作品だ」(C・チャップリン)




今日は黙々と読書に励んだ一日でした。ブックオフで仕入れて未処理の本が20冊ほどあるので、今日は一気に7冊を消化。今週で全部読み終えることができそうです。




今週は、22(水)朝に「合格エントリーシート講座」を行うそうで、なんと人気企業13社(アシックス芙蓉総合リースTOTOワコール野村證券大塚製薬JR九州電通九州JAL(日本航空)博報堂読売新聞IBMファーストリテイリング)のESを使って、ポイント別解説を行うそうです。



講師は、去年までES対策を2年間やってきた、僕になりました。最近は面接や韓国語の方面に力を入れていましたが、文章の解説も楽しいので、頑張ろうと張り切っています。参加したい方がいたら、FUNのホームページからどうぞ。




さて、今日は20世紀を代表する喜劇俳優の言葉をご紹介しました。チャップリンと言えば、その人生が終わる直前まで舞台に立ち、「モダン・タイムス」や「独裁者」、「ライムライト」などの不朽の名作を残しました。



分かりやすすぎる勧善懲悪のストーリーで、建物を爆破し、人を射殺し、CGを使わねば観客が集められなくなった現代のハリウッド映画より、チャップリンの映画の方がよっぽど人間の本質を捉えていて、僕は古い映画や本の方が全般的に好きです。




そのチャップリンは、奇抜な着想と心の奥まで染みとおる演技力で、すでに壮年の時点でトップスターでした。彼を語るには、豊富な作品が既に何本も用意されていました。見る人によって、見る時によって、彼の映画のメッセージは進化・成長し、「チャップリン映画の最高傑作は、○○だ!」という議論も盛んに行われていたそうです。



そんな映画ファンや映画評論家たちは、とうとう「何が最高なのか」を、チャップリン本人に聞いて確かめることにしました。評論の大御所でもなく、映画雑誌の編集長でもなく、本人に審判を下してもらおう、そう決意したわけです。



そしてある日、ある映画評論家が、その頃はけっこう年を取っていたチャップリンに、「あなたの映画の中で、どれが最高傑作ですか?」と尋ねると




チャップリンは間髪をおかず、「私の最高傑作?それは、次の作品だ」と答えました。




全く予想していなかった答えに、みんなは呆気に取られ、「過去から最高を探そう」としていた自分たちの考えの浅さを反省したそうです。チャップリン本人だけは、「私は映画を作るたびに成長する。だから、次の作品こそが最高傑作になるのだ」という信念を持って、映画制作に当たっていた、というわけでした。



この答えが知られたのか、チャップリン映画については、映画の宣伝の際にも毎回、「次回作はチャップリンの最高傑作!」とPRされたとか




本メルマガでも、スポーツ、経営、芸術、学問で一流の業績を残した達人たちの言葉を多く紹介してきましたが、どの分野でも、誰も追いつけない成果を残す人は、準備の時点から考え方が違っています


ということで、読者の皆さんも



・「どの教科が一番得意だった?」と聞かれたら、「それは、これからやる仕事だ」と答えましょう。

・「どの会社が一番良かった?」と聞かれたら、「それは、自分が最終的に入社する会社だ」と答えましょう。

・「小中高、いつが一番楽しかった?」と聞かれたら、「社会人」と答えましょう。



過去にしか「最高」がないのは、成長への意欲を捨てた「心の老人」の人生です。「昔はよかったね」と嘆くような人生なんて、絶対に嫌だとは思いませんか?思い出とは本来、未来へのエネルギーを与えてくれるものではないでしょうか。



「次が最高傑作」とする考え方は、今までの現実を認めず、未来に逃げるという消極的思考ではありません。さらに高い目標を目指し、退路を断ち、より優れた自分との待ち合わせを果たそうとする、果敢な精神の表われです。



「自分はまだまだやれる」と思ってこそ、そういう力が出てくるもの。能力は、「ある」と思う人にだけあり、「ない」と思えば、あっても出てきません。就活、勉強、仕事チャップリンに学び、「日々発見、日々成長」の心構えで、自分のすごさにびっくりしましょう。