■「内定への一言」バックナンバー編


「この世に習うな」(聖パウロ)
その①



昨日は西南のM君、I君と一緒に、ミニミニブックオフツアーに行ってきました。お昼には、前号で紹介した「大橋文庫」に。二人とも「すごい、すごい」と喜んでいて、「片付けたらもっと宝物が出てくるのに」とつぶやいていました。そうですよね。誰でも、あの店に行ったらそう思いますよね。


ぜひ、おやじさんに「片付けを手伝いますから、名作を数冊下さい」と提案しに行きたいものです。


今回気付いたのは、二人が「読むべき本」を決めていたため、探すスピードが速かったということです。どの店舗も、1020分ほど回ったら、「はい、次」とスムーズに進み、3時半には6店舗を回っていました。



まさに「事前に決めておくと、行動は速くなり、結果も良くなる」の通りで、規模もあってか、コンパクトに感じたミニツアーでした。


さて、この春でFUNのお手伝いを引き受けて4年目に入り、僕も今までに結構な量の講義、メルマガなどの資料を作成してきました。最近は、「○○についての資料が欲しい」、「○○業界関連の資料がほしい」などといった質問も、時々受けるようになりました。


僕は、そのいちいちに応えるほど親切ではないし、また、そうする必要も全くないと思っています。


時々、学生さんの「情報」に対する考え方を聞いていると、「情報ってものを分かってないなぁ」と感じざるをえないことがあります。


「情報が多すぎて、何を選んでよいか分からない」
「どこで役立つ情報が得られるか分からない」


こういう言葉は、もっともらしく聞こえますが、全く真実を語っていません。それどころか、情報そのものの意義、意味を取り違えた人の発言です。おそらく、言ったり聞いたりしているうちに、自分でも言葉の意味が分からなくなってしまったのでしょう。


ということで、今日は、「情報が迷いを引き起こすのは、多い時か少ない時か?」を考えてみたいと思います。


まず始めに、そもそも情報が多すぎることなどありません。ましてや、情報が多くて迷うことなども、常識的に考えてありえないことです。



学生さんが「多くて」と言う時は、「判断しかねる」という意味を含めているのでしょうが、そもそも判断が難しいのは、「情報が少ない」ためではないでしょうか。あるいは「決定的な情報だけ、ない」という状態です。つまり、「浅い」とか「薄い」と表現した方が適切です。


判断するに足るだけの質が伴わないから、量が増えても判断できないのでしょう。あるいは、量が増えても質に転化させる基準を持っていないのでしょう。



いくら集めても決定を下せないような情報などは、情報という名称を与えられてはいるものの、情報ではありません。そういう状態を、果たして「情報が多い」と呼べるのでしょうか。


「これが分かれば可、分からないうちは不可」という基準は、誰の頭の中にでもあるでしょうが、行動に移せないうちは、頭の中の情報が「不可」の状態を作り出しているわけです。


なぜ、毎日せっせと「情報収集」なる作業に没頭している人が、いつも要領が悪く、作業が遅く、結果も芳しくないかと言えば、「情報が集まったら決まる」と思い込んで疑わないからです。


でも、それが根本的な誤り。二年ほど前にもメルマガでお話しましたが、情報と行動が連動してスピーディに結果を出す人は、「決めたら情報が集まる」と考えるものです。


それはまさに「料理」のようなもので、誰が「材料が集まったら、メニューを考える」と言うのか、と考えてみてもいいでしょう。やはり、「何を作るかを決めて、買い物に行く」が正しいですよね。


というか、誰でもそうするでしょう。誰が「材料が多すぎて、決められない」などと言うのでしょうか。こんな発言は、支離滅裂な頭脳の状態が言葉になっただけです。


僕の経験から考えても、だいたい、「決まる」という言葉を使って考える人は、要領も成果も良くありません。「決める」という姿勢の人が、いつも成果を独占します。


決定というのは、引き延ばすほど他のことも気になって、判断基準が増えていくものです。そして当然ながら、判断基準(条件)が増えるほど、決定は遅く、鈍くなっていきます。その過程で、多くの想念やイメージ、不安が去来する心象風景を、学生さんは「情報が多すぎる」と説明するようです。実際は「なさすぎる」なのですが


まさに「情報と想像のデフレスパイラル(負の相乗効果)」です。


みんながそう言うから「多すぎますよね」と愛想笑いをするのでしょうか。あるいは、悩みでさえも「みんなと同じ」なら、それはそれで安心なのかもしれませんが


しかし、「多すぎる」と言っている割には、聞いてみると、重要な情報はほとんど得ていないようでもあります。学生さんの中にも、「ずっと悩んで全部落ち、戻り先は去年の冬の志望業界」という人がいるでしょう。自分ではなく、情報に依存すると、このような壮大な「時間の垂れ流し」が生じます。


こういうことから考えてみても、情報収集において大切なことは、情報を集めることよりもむしろ、想像力や決断力を鍛えておくことだと言えます。もっと言えば、「最初から結論を決めておくこと」です。


○○ならする」、「○○ならしない」と決めておけば楽なのに、「集まってから決める」では、集まるほど決まらなくなってしまいます。


たとえば、僕は今、秋以降の就活対策に向けて、資料を整備しています。FUNでの就職対策ソフト(講義、資料、説明方法など)は、98%ほどは僕がコツコツ作ってきたもので、その量は膨大です。数日中に僕のミニHPで掲載する情報の一部である「実際に通過したエントリーシート」の企業名だけでも

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