■「内定への一言」バックナンバー編
「自ら燃える人となれ」
「モノには自燃性、可燃性、不燃性の3つがあり、これは人間にも当てはまる」と、ある経済誌で読みました。①放っておいても燃える人、②火元に近付けば燃える人、③どうやっても燃えない人…
「確かにその通りだ」と納得。「人をやる気にさせる才能は、この世で最も役に立つ」という言葉の意味が、創業三年を経て、少しだけ分かってきました。
元気、情報、知識、経験、結果…「くれ」、「ほしい」と思うほど、現実は自分の願望に背き、無用の疲れを増幅させていくばかり。「くれくれ族」は疲れます。
ストレスは現実が期待通りでないことから生まれるのでしょうが、期待とは「こうなってくれ」、「こうしてくれ」というものですから、そうならなければ、怒りたくもなるでしょう。そうして人は、「最初から期待しない方がいい」などという間違った方向で自分を納得させてしまいます。
しかし、現実を好転させるのは期待しないことではなく、「与える立場」に回って、身近な人たちの喜びや幸せをプロデュースすることです。すると、「人生って、こんなに楽しかったのか!」と感動せずにはいられないほど、毎日が笑顔と感動の連続になってしまいます。相手も喜んでくれますが、一番嬉しいのは、自分です。
だって、自分の気配りや行動が、人を喜ばせてしまったのです。FUNは可燃性の学生が集まり、自燃性の着火人間に変わっていくのがやりがいです。不燃性の学生も、粘り強く出席し、語り合うことで、いつしか燃えるようになる。学生の熱意は本当にすごいです。世の中で、若者のやる気ほどすごいパワーを持ったものはありません。
あなたの持っている知識や情報、考え方、とっておきのノウハウを、惜しみなく分け与えましょう。そうしたら、あなたはもっと多くの大切なものを受け取れます。