■「内定への一言」バックナンバー編


 「朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る」

FUNでも一番人気があるといってよい一言でしょう。向かう目標が朝から明確で、熱中できるだけの価値がある行動で昼を過ごすことができ、応援してくれた人への感謝の気持ちを寝る時に思い出せるような一日は、きっと大きな達成感に満ちたものであるはず。複雑な基準を持って一日を過ごしても、なかなか努力の質が判定できず、都合の良い問いを自分に発しては、「まぁ、頑張ってるからいいか」と思ってしまいがちですよね。そんな時は、シンプルな心構えで生きてみては?


 

 大事なのは朝です。朝早く約束を作って外出する習慣を身に付ければ、昼も夜もうまくいきます。良いゴールが欲しいなら、良いスタートを作ること。惰眠に勝てる人は全てに勝てます。朝が弱い人間は信用できず、大事を語るべき対象にはなりません。始まりが良ければ途中も引き締まり、終わりは必ず良くなります。「終わり良ければ全てよし」と言われますが、終わりだけが独立して良い、ということなどはありません。怠けた始まりに、「待望の大逆転」は起こりません。「全て良ければ終わりもよし」と考えるのが自然です。


 

 物事は全て、始まりで頑張るほうが後が楽で、どう考えてもそっちの方が効率がいいのに、なぜ世の中の大半の人は先延ばしにし、わざわざ苦労を楽しむのかもったいないですよね。自分は正しい努力ができているか、複雑な評価基準はいりません。朝、昼、夜の精神状態が教えてくれます。