FXの検証を始めて3週間、回数は500回を超えました。

(厳密にいうと先月下旬からトータル700回はやってるんだけど、初期の検証はある手法のバックテストだったのでノーカウントとする。)

 

やっとライントレードが身についたと思う。

ダウ理論なんてわかっていると思い込んでいた。押し目買い、戻り売り。

練習することの偉大さを思い知った1ヶ月でした。

 

最初はローソク足だけの丸腰チャートに心もとなさを感じたけれど、自分の引いたラインが武器になったのは大きな自信になった。

とくにトレンドラインは意外にも難しかった。迷走してあれこれ悩み、インプットからやり直してやっと正体がつかめた。

検証なくしてはありえない成長だったと思う。自分と向き合うとはこういうことかと。

 

先週金曜日にボロ負けしたあと、週末は家族イベントなどで検証ができず、合間にネットでいろんなトレーダーさんの手法を読んで納得したり、不安になったり。

だけど百聞は一見に如かずか、今朝検証作業を始めてみたら、あれっ、という手応えがありました。

トレンド転換の初動を狙うのもいいけど、その前にいまのトレンドを追う最強の押し目戻りチャンスはどこなのか。少なくともそこでエントリーできなきゃダメなんだと。

 

盲点だった?いいえ、わかってはいたけど、トレンド転換するのが怖くてエントリーできないでいた場所。それが今日はなぜエントリーできたか。

それは、SLを盾として使いこなせるようになったから。

その瞬間、行動が変わりました。いきなりポジティブになった。

 

ビビりながらひたすら剣を振り回していたのが、盾を使って果敢に攻めるというスタンスを体得しました。

 

 

初心者はこの損切りに対する耐性を鍛えるのが最初の関門だと思う。

最初はメンタルコントロールの本を読んで、それを肚で理解する。

検証ソフトで練習してみて、切られて絶望し、打ちひしがれる。

しかしそのうち背が洗練されてきて、「SLのおかげで軽傷で済んだよありがとうオリゴ糖」と心から思えるところまで持っていってやっと、リアルトレードをする最低ラインをクリアしたと言えるんじゃなかろうか。

 

これに加えて、チャートをパッと見てダウ理論的な環境認識ができ、参入と退出のパターンを固定する。

というか、検証300回あたりで、手法に対する根拠は自然にパターン化されていく。

水平線の押し目、トレンドラインの押し目、ラインの重なるところ、前回高安値更新。それ以外はギャンブルということになる。

 

私は500回やって、やっとこのあたりの境地に到達した。つまり自信がついた。

先週は全然自信がなかった。今日はだいぶ違う。

何回もエントリーして切られるうち、ひらめくポジションに当たる。

その偶然が来て、目の前が拓けた。

 

つまり検証(練習)すれば、あれこれ難しい知識をこねくり回さなくても体感で理屈がわかってくる。

私はトレード関係の本を読むのが大好きだけど、20冊の本は500回のトレード検証に劣ると感じる。

 

私が使っているアプリ「FX検証」を購入したのは去年の10月です。

某為替掲示板の親切な方に強く勧められ、思い切って購入したのだけど全然使いこなせず、検証って何をしていいかもわからず、そこから半年間お金を溶かし続けた。

そこから1年の歳月を経てやっと活用しはじめ、当時はまったく想像できなかった恩恵を享受しています。教えてくださった方に心から感謝しています。