国際オリンピック委員会(IOC)選手委員の選挙で、陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)が選挙活動違反を問われて当選を無効にされた問題で、日
本オリンピック委員会(JOC)は3日、スイスにあるスポーツ仲裁裁判所(CAS)に当選無効の取り消しなどを求めて提訴する方針を固めた。
室伏はロンドン五輪期間中に行われた選挙で、本人の写真が入った反ドーピング活動のポスターを選手村に貼ったことなどが選挙違反に当たるとして当選を無 効とされた。JOCはIOCに再調査を要望したが、8月29日に届いたIOCからの返答では具体的な内容が示されなかった。CASへの提訴は3日が期限と なっており、JOCは室伏を交えて協議を行った結果、IOCと交渉の場を持つためにも提訴を決めた。
選挙違反を問われた後、室伏は「必要とされれば、今後もIOCの活動に貢献していきたい」と話していた。
室伏はロンドン五輪期間中に行われた選挙で、本人の写真が入った反ドーピング活動のポスターを選手村に貼ったことなどが選挙違反に当たるとして当選を無 効とされた。JOCはIOCに再調査を要望したが、8月29日に届いたIOCからの返答では具体的な内容が示されなかった。CASへの提訴は3日が期限と なっており、JOCは室伏を交えて協議を行った結果、IOCと交渉の場を持つためにも提訴を決めた。
選挙違反を問われた後、室伏は「必要とされれば、今後もIOCの活動に貢献していきたい」と話していた。