2日未明に東京・港区六本木のクラブで客の男性が襲われ、死亡した事件で、犯行グループが迷うことなく被害者の席に向かっていたことから、警視庁は計画的な犯行だった可能性が強いとみて捜査している。

 警視庁によると、死亡した東京・中野区に住む藤本亮介さんは、六本木のクラブに男女5人で入り、奥のボックス席で酒を飲んでいたところ、2日午前3時半頃に約10人の男らに襲われた。

 警視庁は3日朝から現場検証をしている。男らが迷うことなく藤本さんの席へ向かっていたことから、計画的な犯行だった可能性が強いとみて捜査している。