東京都の石原慎太郎
知事は24日の記者会見で、日本の官憲による慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官(当時)による「河野談話
」に関し、「訳が分からず認めた河野洋平
っていうバカが、日韓関係をダメにした」と批判。また、「ああいう貧しい時代には売春は非常に利益のある商売だった。貧しい人たちは仕方なしに、しかし決して嫌々でなしにあの商売を選んだ」と述べ、強制性を否定した。
一方、「大阪維新の会」を率いる橋下徹 大阪市長も同日、河野談話 を「証拠に基づかない内容で最悪だ。日韓関係をこじらせる最大の元凶だ」と批判。19年の安倍晋三 内閣による「強制連行を示す資料はない」との閣議 決定が法的に優先されると指摘し、「閣議 決定と談話では天と地の差がある。韓国 側が談話を根拠として主張するのは間違っている」と述べた。市役所内で記者団の質問に答えた。