22日午前0時ごろ、大阪府高槻市東上牧2丁目の市道で、帰宅途中だった女性会社員(40)から「押し倒され、パンプスをとられた」と110番通報が あった。女性はひじに軽いけがをした。高槻市内では昨年7月以降、女性の靴を奪って逃げる事件が計8件発生。高槻署は同一犯の可能性があるとみて強盗や強 盗傷害容疑で捜査している。

 署によると、女性は背後から近づいてきた男にいきなり押し倒された。傘を振り回して抵抗したが、男は無言で左足の黒色パンプスを奪って逃げたという。男 は30代くらいで、身長約165センチ。キャップをかぶっていた。ほかの複数の現場でもキャップをかぶった男が目撃され、身長はいずれも約160~170 センチだったという。

 これまでの7件の被害はパンプスのほか、ハイヒールやブーツで、いずれもJR京都線の北側に集中。今回は南側だったが、住宅街で人通りの少ない路上という共通点があるという。