デデ・コサワ(Dede Koswara1971年 ‐)はインドネシア西ジャワ州 出身の皮膚に樹皮のようなこぶが発生する病気を患っている男性。ツリーマンの名で知られている。

手術までの経緯  [編集 ]

彼の病気はヒトパピローマウイルス (HPV)が原因でできる小さなイボが原因であり、彼は疣贅状表皮発育異常症 に よって子供の頃に負った傷が原因でできたイボの成長を止めることができなかった。下記のアンソニー・ガスパリは彼のイボを切り取り検査したところ、彼の遺 伝子には非常にまれな欠陥が認められた。通常はイボはできても治るものの彼の場合免疫力がなく、自己免疫システムを狂わせ、皮膚細胞に侵入したウィルスに 対し、 その奇妙な物質を細胞内に作り上げろといった誤った指令を出していることをつきとめた。


1993年 に地元の病院に入院、治療しようとした事もあるが結局、原因も治療方法も見つからなかった。その後村の資金を集めイボを全て切除するも、その後はイボが顔、手、体と全身に広がり今に今の形になる。

2007年12月にとうとうイボに関する肺炎にかかり当時、手の状態は最悪だったがインドネシアの医師と並んで、メリーランド大学 のアメリカの皮膚科学の専門家アンソニー・ガスパリが治療に取り組み2008年 8月26日 に、体のこぶのうちの95%である5.8キログラムにも及ぶこぶを摘出に成功。巨大化し大きな塊になっているいぼの部分は電動 で切除、全身にできた小さな100個以上のイボは一個一個切り取り、その出血した部分を縫合する方法で手術を行った。[1]

摘出後は顔のイボはほぼなくなり、手も背中の皮膚移植を通し本来の人間らしい手指を取り戻し手術前は不可能だった手で鉛筆を掴み字が書けるようになった。だが現在では疣状の皮膚が再度成長し、再び木になっているという。[[1] ]。

2009年7月放送の7月7日の『キミハブレイク 』では壮絶な人生、7月19日の『金スマ 』では、手術の様子がそれぞれ特集放送され反響を呼んだ。