オバマ大統領が債務問題は景気に深刻な打撃を与える恐れがあると発言した事でドル売りサイドにとっては勇気百倍。
78円を割込んで少し後にいつものように介入を装った動きも出た事でショートが炙り出されてしまった事から、再び売り仕掛けし易い状況になったと考えられます。
ただ、本日の動きの特徴としてリスク回避の動きが左程見えない事です。
クロス円が全般に底堅い動きを見せていることから、ドル円の売りの主流が投機の可能性が高いという事です。
ただ、先程の急激な上昇で目先のショートが切らされた事でポジションの回転が効いてしまい、今のところ買い手サイドが引き込んでしまったようです。
この買い手が出る状況になるには一先ず米国債務上限引き上げの合意が出ない限り難しそうですが、ドル円の下げもクロス円の買いで相殺されていることから下値もそろそろ限界に近いかもしれません。
欧州勢がこの時間になっても余り動きを見せないのが気になります。