最近の相場は往って来いが流行りのようです。
ドル円は先ほど81円を割込んだ直後にガイトナー長官の発言で81円82銭を付けた、再び81円16銭まで押し戻されています。
81円後半には実需の売りが出たとすれば今日は一日その売りを消化するまで上値の重い展開が続きそうです。
ただ、80円台で新規のドル買いがその分を吸収してくれれば別ですが介入も出にくい状況下でもあり、余り期待しない方がよいかもしれません。
今日の朝刊にはNTTデータが1000億円で米国の企業キーンを10月末にかけて買収合意する方針であるとのニュースが一面に載っていました。
円高と資金力を生かすとの事からドルの借り入れを行わずにドル買いの為替を起こすという事になります。
ここにきて企業買収は急速に拡大してきたようですが、すぐに今回の円高を止めるものではないものの、今後はじりじりと効果は現われるでしょう。