人民元の売りが強まる | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~

ドル円は日経平均の下落とともに値を下げてきました。
先週末のNY終値90円70銭付近からその日の安値90円45銭がサポートとみます。

人民元が再び売られていることでドル円の買いにつながると見られましたが、朝の基準値発表の時もそうでしたが、予想とは異なる動きが見られます。
もし週明けの安値90円20銭を下回るようであれば、ユーロか何かの売り材料が出た時だと考えますが、それでもドル円の底は浅いとみます。

<ユーロ売り材料は特に見えないものの>
ドイツのIfoは予想を上回る高水準となるなど、特にユーロの売り材料はないものの、ユーロ円は111円50銭付近のストップを巻き込み111円30銭まで下落。
ユーロドルも今日の安値1.2283付近まで下落などユーロ売りが目立ちます。
今日はこのレベルを試すのが3回目という事から抜けると17日の安値1.2140付近が意識されます。
その下は1.2150付近まで余りサポートが見られませんが、下値を確認しに来ているかもしれません。

人民元が対ドルで今日は上昇するとの見方が多かったものの結果的に元安に推移。
一部大手銀行が対ドルで大きく買いを入れたことで6.8229まで元は弱含むなど元高の動きは一日天下になってしまったのでしょうか。
これを受けて今日のNYダウがどう反応するか注目です。
昨日は小幅マイナスとなっただけに、今日は寧ろプラスになるのでしょうか。
もともと中国はG20に向けてのパフォーマンスとみられていたものの、余りに早い戻しで再び米国からの不満の声が聞こえそうです。