前日の動きを引き継ぐように東京はドル円の買いとユーロの売りからスタート。
ドル円は前日の高値93円01銭を抜けると93円60銭までそれ程抵抗なく上昇。
輸出の売りも一部散見されたようですが、市場には殆ど影響なく腰の入った売りは見られません。
結局午後に入り利食いの動きなどから93円前半まで押し戻されたものの、93円手前でのもみ合いをみると買いの勢いは強そうです。
ユーロドルも前日の安値1.3396を抜いて1.3384を付けた後は買い戻しが中心となり1.3447ドルまで上昇し、そのまま高値でのもみ合い。
こちらは寧ろショートが完全に切れていないような動きがみられ、もう一段の上値を試す展開とみます。
前日の高値である1.3535ドルから1.3570ドル付近で押し戻されるようであればダブルトップ形成となり弱気のセンチメントが強まりそうです。
逆に、上に抜けてくると少し様子が変わるかも知れません。
ユーロ円の日足チャートでは雲の下限を上に抜けてきました。
ユーロ円がユーロドルの底を押し上げています。
どちらかといえば上に抜ける方がサプライズということから、仕掛けるとすれば買いの方が勢いがありそうです。
1.38ドルが視野に入りそうです。