豪ドル円は買い場? | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~

<ドル円>
90円付近というのはギリシャの問題が徐々に解決に向かう中で、ドル円の上昇が本格的に始まると思われたスタートポイントといってもよいかもしれません。
時間足でみると緩やかな上昇トレンドがみられ、そのトレンド上にまだ乗っています。
このレベルを固めることが出来れば再び買いの意欲は強まるとみますが、反対に89円を割り込むと一気に弱気のセンチメントが広がりそうです。
今日のNY終値で90円台をキープできるか注目したいと思います。

予想レンジ 90円80銭~89円80銭


<豪ドル円>
RBAのバッテリーノ副総裁は昨日「豪ドル上昇は資源ブームでのインフレ圧力を抑制する上で重要」と発言したことで豪ドル上昇を容認したと捉えられました。
結果的に豪ドル円は欧米市場で約2円50銭下落し80円を瞬間割り込み、対ドルでも0.9060から0.8880まで下げ足を拡大しました。
金利引き上げ期待からの買いが一層され、ドル円と同様に豪ドル円は先週初めのレベルに戻ってしまいました。
そうみるといい買い場を作ってくれたという見方もできます。
この通貨の攻略方法は急落時に買いをいれ、節目を割り込んだら一旦切ることです。
節目としては2月15日の安値79円75銭付近とみて、ここが切れたら一旦外して再び買い戻すタイミングを探ります。
前回の安値である76円まで持つという考えからもありますが、ディーリングをしているのであれば、それは勿体ないと思います。

予想レンジ 81円35銭~80円