「FOMCは相場の折り返し点?」 | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

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-~ 岡安式相場の読み方 ~


FOMC声明では低金利政策が長期にわたり維持されることが再確認され、一部期待された文言の修正がなかったことから瞬間的にドル売りに反応。
しかし、雇用の悪化ペース鈍化していることや、住宅市場が改善の兆候を示していることにも言及していることでドル買いに転じました。
また、2月に期限の来る特別流動性制度も延長はなくなり、今後も早期の利上げ期待は一部で残す形となったと考えられます。

昨日発表された米住宅着工件数は前月比で8.9%増の57.4万戸、消費者物価指数も2か月連続の上昇となるなど、昨日の鉱工業生産の改善に引き続き米国景気の底入れを示すものといえそうです。
はそれらの数字などから考慮すると今回のFOMCの声明少し控え目な言い方に聞こえてきます。
フェッドの本音は現在の異常な低金利政策の転換を早めたいという考えがあるものの、市場に過剰な期待を持たせたくないということかも知れません。

今回の声明が前回と文言修正に変化がなかったことで、寧ろ今後も市場の期待感は拡大するとみます。

今年も残り少なくなりポジションも大分軽くなって来ていると考えられます。
次に相場が始まる時は現在のドル下落トレンドに変化が表れているかもしれません。