「調整の動きが主流に」 | 岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

岡安のFXブログ レグザム・フォレックス

-~ 岡安式相場の読み方 ~

NYダウが一時170ドル近く下落する場面もありリスク回避からのドル買いの動きも目立つなど、全般的に調整色が強い相場展開となりました。
NYダウはこの月初から600ドル近く上昇したことからの反動とみれば、この程度の調整はあっても驚くほどでのことではないといえます。アジア市場の軟調な地合いに影響されたともいえますが、そろそろ調整が入る頃合いだったように見えます。
為替市場でもクロス円も含め全般的にもみ合いが続いていたところで、昨日はポンドやNZドルなどを中心に調整の動きが見られました。
日本の連休や来週の感謝祭などを控えていることや、ファンド勢などの決算に絡んだポジション調整の動きが徐々に活発化しているためと考えられます。
長期的にみるとドルの下降トレンドが継続されており、もしその反動からの調整が入るとすればドル買いが予想されますが、直近でみるとドルは上昇傾向にあるため難しい判断となりそうです。
本日の動きとしてはNZドルや豪ドルの昨日からの売りの余韻が残っていることからクロス円全般に上値の重い展開が予想されます。
市場参加者が徐々に減少しているために、静かな動きから一転して荒っぽい値動きも予想されますので、あまり油断はしない方が良いかもしれません。