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記念すべき第一回目の訪問地は


ミュージアムSAN

[写真出所:江原道庁HP, http://goo.gl/Y1Hy72]


ミュージアムSANは、自然の中で芸術と文化を感じる田園型ミュージアムをコンセプトに、世界的に有名な日本の建築家、安藤忠雄さんがデザインし、2013年5月に開館しました。

「SAN」とは「Space・Art・Nature」の頭文字をとったものです。

また韓国語では「山」と言う意味で、その文字通り標高273mの山の上に建っているミュージアムです。




こんな見晴らしのいい大自然の中にあるんですよキラキラ6




総面積は約2万1千500坪と、韓国の美術館の中でも最大規模!!

ミュージアムSANは、本館にある2つのギャラリー、展外展示空間である3つの庭園、そして光の芸術家として世界的に有名なジェームズ・タレル(James Turrell)の特別展示室の計6パートで構成されています。

残念ながらジェームズタレルの展示室は撮影禁止だったので今回はご紹介できませんが、光と空間を利用した珍しいアートですごく素敵だったのでオススメです!!

また、本館ギャラリーの一つであるチョンジョギャラリーは時間の関係上見ることができなかったのですが、常設展にはあの映像と音声で表現するビデオアートの第一人者、白南準(ペク・ナムジュン)の作品などが置いてあり、一見の価値ありですくま




1. フラワーガーデン


まだ春先なのでお花は咲いてませんが、ここには約80万株ものカラナデシコが植えられています花

右手のオブジェは、建築廃材を使ったアートで有名な彫刻家、マーク・ディ・スベロの鳥をモチーフにした作品です。くちばしの形をした部分は風を受けて向きが変わるんですよ手


オブジェを通りすぎると、180本の白樺の並木道が現れます木




2. ウォーターガーデン

白樺の並木道を過ぎると見えてくるのがウォーターガーデンです。


まるで水に浮かんでいるように建っているオブジェは、アメリカの彫刻家アレクサンダー・リーバーマンの作品で、ミュージアムSANの象徴ともいえる「Archway」という作品です。


私たちもここの前で集合写真を撮りましたくま



水底には、光をよく反射させるという海美石が敷かれているそうです星




庭園を抜け、建物に入り右に行くとこんな素敵なテラスに出ますキラキラ


ここは館内にあるカフェの一部で、美味しいコーヒー一杯飲みながら大自然の中で優雅な時間を過ごすことができますよぶひ


館内のカフェ↓





3. ストーンガーデン

最後のガーデンは慶州(キョンジュ)の古墳を真似た石山が9つ並ぶストーンガーデンです。




ここでも所々で有名な芸術家の作品を見ることができます。


こちらはジョージ・シーガルの「2つのベンチの上の恋人」という作品ですキラキラ6

なんだかロマンチック.....maya


こちらはイギリスの代表的彫刻家、ヘンリー・ムーアの「横たわる二人」という作品



4. ペーパーギャラリー

本館にあるギャラリーの二つのうちの一つで、高麗(コリョ)時代の仏教経典をはじめ、朝鮮時代に作られた韓紙工芸品や、近代の紙アートなどが展示されています。






↓こちらは1700年代に使われていた紙を作る機械です。



こちらは体験型アート「The Breeze」。

ドイツのアート集団、「ART+COM」が制作したもので、体験者は真っ白い紙を1枚持って天井から落ちる光を受け取ると点がハングルに変化して紙と紙を移動するものです。





5. 版画体験室

本館1階には版画のワークショップなどを開催しています。ポストカードやエコバックを版画で自由にデザインして世界に一つだけの作品を作ることができますよズキュン★






みんな作るのに必死笑





<ミュージアムSAN>

Address:江原道 原州市 地正面 月松里 129-5, オークバレー2キル260
(강원도 원주시 지정면 월송리 129-5, 오크밸리2길260)

Phone: +82-33-730-9000

Email: museum@hansol.com

Open Hours: 10:30~18:00 (最終入場17時)

Holiday: 月曜日、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日のみ

Price: 大人 美術館のみ 15,000ウォン / 美術館+ジェームズ・タレル 28,000ウォン

Access: ソウル高速バスターミナルで原州行きのバスに乗り、原州高速バスターミナルから車で約40分

HP: museumsan.org