今日は京畿道(キョンギド)は坡州(パジュ)市に、1日ツアーに行ってきました!



mayaコース内容maya

1. DMZ・非武装地帯(第3トンネル、都羅(トラ)展望台)
2. ランチ at DMZ チャンダンコンマウル
3.
坡州ヤマブドウ農園
(ワイン試飲、ぶどうジャム、アロマ石けん、チョコレート作り)
4. プロバンスマウル(フランス村)
5. 夕食 at シゴルパプサン





1. DMZ・非武装地帯(第3トンネル、都羅(トラ)展望台)


~軍事境界線から200m地点。分断を身をもって感じられる第3の南侵トンネル~

韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線。その南北2kmに設けられたDMZ(非武装地帯)は、一般人の立ち入りが統制され、休戦協定から60年以上たった現在でも緊張状態が続いている場所です。付近には北朝鮮が韓国に攻め入るために掘ったといわれる南侵トンネルが4つあり、それぞれDMZの観光スポットになっています。

京畿道、坡州(パジュ)
で発見された第3トンネルは、軍事境界線まで約200m地点まで近付くことができ、観光客に一番人気のトンネルです。個人での見学は禁止されていますが、ツアーに参加すれば、北朝鮮が見える都羅(トラ)展望台や、北朝鮮の首都・平壌(ピョンヤン)行き列車の始発駅として建設された最北端の駅・都羅山(トラサン)駅とともに、分断の歴史を肌で感じられるスポットを回ることができます。




こちらが第3トンネルの入り口。観光案内所とも書いてあります。
中に入るとすぐ鞄を預け、撮影は禁止になっています。

ここはソウルからわずか52kmしか離れていない地点だそうです。脱北者の証言によって発見されたとあるので、それまでは気づかなかったほど深い位置に掘られています。地上からの距離は実に73m。徒歩で見学することもできますが、事前に予約をしてトロッコ型のエレベーターに乗ることをおすすめします
汗

トンネルの全長は約1.6km、幅2m、高さ2mで、一時間に3万人の北朝鮮兵士が移動できるほどの大きさだそうです。軍事境界線まで約200m地点に到達すると、そのことが現実味を帯びてきて少しゾッとしてしまいました
汗




外に出ると軍人さんがトンネルについて詳しく説明していました。




二つに分断された半球(北と南)を北朝鮮人と韓国人が両側から押し戻そうとしている像です。



分断の歴史をより詳しく学ぶことができるDMZ映像館

この他にも北朝鮮の焼酎を購入できる売店や、朝鮮戦争時に実際に使われたなどを見ることができます。




こちらは
都羅(トラ)展望台

都羅展望台は韓国側のDMZで最北端の展望台です。建物には
『分断の終わり、統一の始まり』と書かれています。展望台からは有料の望遠鏡を通して、板門店や北朝鮮の街並み、農民などを見ることができます。






うっすらと見える
北朝鮮の開城(ケソン)の街並み。向こう側からも望遠鏡でこちらを覗いていたりするのでしょうか?



頭上の地図を見ながら望遠鏡を動かしてみましょう。