中学2年生、現実がつらくてデスクトップパソコンの電源をつけた。

カタカタと心の声を入力する。


パソコンの中の誰にも知られていないブログが、私のストレス発散になっていた。


スマホに移行し、気づけば毎日投稿。


月に一度になったり、半年に一度になったりしたけど、1500件くらいは書いたと思う。


そのときどきで名前をつけた場所に、今日あったことや、考えたこと、誰にも言えなかったことを書いていた。


今はもうそのブログは見られないようにしてある。

だから、あの頃の文章を読み返すことはできない。


でも、あの場所があったことは覚えている。


誰かに読んでもらうためというより、自分のために置いておく場所だった。


最近、同級生のブログを見つけた。

その人の人生が、何年分もそこに残っていた。


嬉しかった日。

悲しかった日。

誰かを愛していた日。


それを読んでいたら、急に思った。


私もまた、自分の場所がほしい。


だから、ここを作った。


何を書くかはまだ決めていない。


昔みたいに毎日書かなくてもいい。

きれいな文章じゃなくてもいい。

誰かのためになることを書かなくてもいい。


ただ、自分が見たものを、自分の言葉でここに置いていく。


雨が降ったら雨のことを書く。

好きな人のことを考えたら、そのことを書く。

どうしても言葉にならない日は、言葉にならないまま置いておく。


私はたぶん、昔から水の中にいる。

水面の向こうにいる世界を眺めながら、少し遅れて、自分の気持ちに気づく。


だから、いつまでだってシュノーケル。


ここからまた、続きを書いていく。