三つの秘密の山
三つの秘密の山は、どこにある、どのようなものなのか?三つの山は、背教の山と滅亡の山と救いの山である。
イエス様は、終末の事件をノアの時、ロトの時のようだと言われた(ルカ17:26~30)。ノアの時、ロトの時の避難所は山であった(創8:4、19:17~30)。そして、イエス様の再臨の時の避難すべき所も山だと言われた(マタ24:15~16)。この山はどこなのか?背教の山(エゼ36:1~2、啓8:8、啓13章)、滅亡の山(エレ51:25、啓13章、啓17:9)、救いの山(イザ2:2~4、啓14:1~5)の中で。
まず、霊的な「山」が何か調べてみよう。
山はたくさんの土が集まって成されたもので、霊的な山は、土(肉体)で造られた聖徒たちがたくさん集まっている教会、または、そのような教会で組織された教団を指すのである。
啓示録13章の天の幕屋の聖徒が主を裏切り、獣に刻印を受けて拝んだので、この幕屋の組織は「背教の山」である。
また、啓示録13章に、バビロンの七つの頭の牧者と、十本の角の偽りの預言者が天の幕屋に入って来て幕屋の聖徒たちを滅亡させたので、このバビロンの組織は「滅亡の山」である。啓示録17章9節の淫婦が治める七つの頭を七つの山、七人の王(啓17:9)、または、大水(啓17:1、3)と言った。七つの頭を七人の王と言ったのは、七つの教会の牧者を意味するのである。七つの頭を七つの山、または大水と言ったのは、この七人の牧者が各々受け持った教会、教団(山)を代表する者であるからであり(啓17:1、15参考)、多くの人々が集まって成された教会と教団なので、人山人海(無数に多い人の群れ)を成したと言えるだろう。
「救いの山」は、滅亡者が聖なる所に立つのを見て逃げて行った山(マタ24:16)で、この山は霊的シオン山であり、ここには小羊が立っており、神様の御座がある山である(啓14:1~5)。滅亡者が立っている所には滅亡があり、小羊イエス様が立っている所には救いがある。
この三つの教団を三つの「秘密の山」と言った理由は何だろうか?
背教の山を秘密だと言ったのは、啓示録1章の七つの星の幕屋、すなわち、啓13章6節の天の幕屋を秘密だと言ったからである(啓1:20)。滅亡の山を秘密だと言ったのは、この天の幕屋に入って来たバビロンの牧者である七つの頭を秘密だと言ったからである(啓17:1~7)。また、救いの山を秘密だと言ったのは、神様の秘密である終わりの第七のラッパを(Ⅰコリ15:51~54、啓10:7)吹いて勝利する事によって現れた国、すなわち、初穂たちで成し遂げられた十二支派が救いの山(組織体)である事が秘密だからである。
末世と言えば、地球の終わりではなく、イエス様によってできたキリスト教世界である霊的イスラエルが終わる事であり、この霊的イスラエル(選民)は、滅亡者が滅亡させる事によって終わるのである。この時、背教、滅亡、救いがあるようになり(Ⅱテサ2:1~4)、滅亡者が聖なる聖殿に侵入する時は、救いの山へ逃げてのみ、生きるようになり(マタ24:15~16)、三つの組織の山の中でイエス様がおられるシオン山が救いの山である。ここシオン山のイエス様の御座には、勝利者も共に座っている(啓3:21)。これらの山を世が、どうして知ることができるだろうか?しかし、世の終わりに滅亡を免れた者たちが集まっている所が救いの山である事をわからなければならないだろう。