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ヨハネの啓示録の結論



本文:啓示録1:1~8 (ヨハネの啓示録全章の要約説明)



初臨のイエス様がこの地上におられる時「わたしは、あなたがたに話すことがまだたくさんありますが、今あなたがたはそれに耐える力がありません(ヨハ16:12)。」と言われた。そのイエス様が昇天された後、弟子である使徒ヨハネに幻で将来の事を見せられたのがヨハネの啓示録である。ヨハネの啓示録というのは、ヨハネがイエス様の啓示(啓1:1)を記録したということである。この中で啓示録1章1節から8節までは全章をすべて見てから要約した結論である。



<1章1節> イエス・キリストの黙示。これは、すぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため、神がキリストにお与えになったものである。そしてキリストは、その御使いを遣わして、これをしもべヨハネにお告げになった。



次は、ヨハネが自分の記録した啓示について、啓示録1章1節に紹介した内容である。

① 「これは」:この言葉は、自分が記録した啓示のことを言ったのであり、「この啓示は」という意味である。
② 「神がキリストにお与えになった」:キリストはイエス様であり、神様がイエス様にお与えになったことを知らせた言葉である。
③ 「すぐに起こるはずの事」:啓示録1章から22章まで(啓示録全章)の事件のことを意味する言葉である。
④ 「そのしもべたちに示すため」:「そのしもべたち」とは啓示録7章3~4節で見た12支派14万4千人のことを言われた言葉である。この12支派の14万4千人は、啓示録の時に創造される神様の新しい国、祭司長たちであり、イエス様の血で贖われた人々である(啓5:9~10)。そして、啓7章9~10節で見たイエス様の血で洗った白い衣を着た群れ(白い群れ)は新しい国の民たちであり、彼らもしもべたちに属する。この12支派、新しい国が神様の計画された目的である。
⑤ 「その御使いを」:この御使いは、啓示録10章で開かれた本を持って来てヨハネに渡し、すべき事を指示した御使いである。
⑥ 「これをそのしもべヨハネにお告げになった。」:このヨハネはイエス様と御使いから啓示録全章の事件を見て記録した、イエス様の弟子、すなわち使徒ヨハネである。


<1章2節> ヨハネは、神のことばとイエス・キリストのあかし、すなわち、彼の見たすべての事をあかしした。



① 「神のことば」:啓示録10章で受けた開かれた本のことばである。
② 「彼の見たすべての事」:啓示録の全章に現れた事件である。
③ 「あかしした」:誰にあかししたということなのか?1節に、神がすぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため、御使いを通して指示したと言われたので、ヨハネがあかしした人々(対象)はしもべたちである。(このしもべたちは12支派の人々である、啓7章。)



<1章3節> この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである。時が近づいているからである。



① 「この預言」:啓示録のことばである。
② 「朗読する者」:本のことばを受けて伝えるヨハネである。
③ 「聞く者たち(韓・聖)」:しもべたちである。
④ 「書かれていること」:啓示録である。
⑤ 「守る者たち(韓・聖)」:信じて、記録されている通りに行う者である。
⑥ 「幸い」:天国と永遠のいのちであり、神様の国と祭司長となり、救いを受ける。


<1章4節ー6節> (4節)ヨハネから、アジアにある七つの教会へ。今いまし、昔いまし、後に来られる方から、また、その御座の前におられる七つの御霊から、(5節)また、忠実な証人、死者の中から最初によみがえられた方、地上の王たちの支配者であるイエス・キリストから、恵みと平安が、あなたがたにあるように。イエス・キリストは私たちを愛して、その血によって私たちを罪から解き放ち、(6節)また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方である。キリストに栄光と力とが、とこしえにあるように。アーメン。



① 4節の「アジアにある七つの教会へ送った手紙(韓・聖)」:啓示録2~3章のことである。
② 「後に来られる方とその御座の前におられる七つの御霊」:啓示録4章(2~8節)で見て聞いたことばである。
③ 5節の「その血によって私たちを罪から解き放ち」:啓示録1章、5章、7章で見た内容である。すなわち、イエス様の血で贖い、国と祭司長とされ(啓5:9~10)、その血で衣を洗い、白くされ、民とされた(啓7:9~14)ことである。
④ 6節の「私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方である。キリストに栄光と力が、とこしえにあるように。アーメン。」:啓示録5章(9~14節)の内容を示す。


<1章7節> 見よ、彼が、雲に乗って来られる。すべての目、ことに彼を突き刺した者たちが、彼を見る。地上の諸族はみな、彼のゆえに嘆く。しかり。アーメン。



① 「雲に乗って来られる」:これは、行かれた時の姿通りに霊として来られるので、目で見ることができない姿で来られるという意味である。啓示録1章、10章、14章の御言葉である。
② 「各人の目が彼を見る(韓・聖)」:これは、啓示録1章、11章、19章の御言葉通り、主のそばに立つ者、共にいる者を見ることが、主を見ることと同様である。
③ 「突き刺した者たちが、彼を見る。」:もちろん、彼を突き刺した霊たちも見るが、啓示録11章の主のそばに立つ者を突き刺したことが、すなわち主を突き刺したことになるのである。
④ 「地上の諸族はみな、彼のゆえに嘆く。」:これは、主の再臨によって世の終わりになるので、地上に住む者たちがノアの時のように、啓示録11章、18章、6章、14章、8章、9章のように嘆くことを意味する。



<1章8節> 神である主、今いまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」



① 「アルファであり、オメガである。」:これは啓示録21章と22章で聞いた言葉であり、初めと終わりという意味である。預言は初めであり、成就したのは終りになる。旧約から預言されたのは、初臨の時と再臨によって完成されるのである。
② 「後に来られる方」:これは啓示録4章8節で聞いた言葉であり、啓示録3章と21章で来られる事を見て、14章のシオンの山と15章で見た通りに、神様とイエス様と御霊と御使いと死んだ者たちまで啓示録3章と14章で来られることを言われたのであり、来られることにより働きは終わる。



1章1節は新約と啓示録全章の目的と結論であり、
1章1~3節までは啓示録全章の目的と結論であり、
1章1~8節までは啓示録全章を見た(啓22:6~9)結論である。



神様の御心であり、目的であり、約束であるこの啓示を受けて信じる者は、新しい国を相続する救いがある事になる。この啓示を受け入れない者は呪われ、地獄の火の中で永遠の刑罰を受ける事になる。まことの信仰人は、この啓示を受けるだろうが、偽りの信仰人は受けないだろう。


私たちは、すべての人が悟って信じ、救われることを祈る。