(Aメロ)

死神(かみ)が止めた旋律の風

奮い立つ腕 かかれ友よ 私に続け

躊躇わずに駆け抜けて行け

空に轟け 最後の舞台 ワーテルロー

 

(Bメロ)

昨夜の豪雨が裏切ったのか?

なに怖気づくな 空は龍に味方する

 


Aメロ、Bメロを聴いて浮かんだのは「ワーテルローの戦い」の敗因。

予定していた出発の時間を過ぎても動かなかったのは、前日の豪雨で道がぬかるんでいたためとある。

 

昨夜の豪雨で出発を後れさせたのは「死神の」しわざ?

そんな風に思えてならない。

 

それでも、どんな状況でもナポレオンは味方の兵士の指揮を鼓舞するのを忘れなかった。

ナポレオン軍の連勝の勝因はそこにあったと言予定われているのが歌詞の中からも垣間見れる。

 

 

傷を癒す悪魔が寄越す使い

膝は私を支えるのを辞めた

 

 

戦いの状況を鑑みて、前進しようとするナポレオンを側近にいた者たちが

それを止めた場面が脳裏に浮かぶ歌詞。

 

「ワーテルローの戦い」に敗れたナポレオン軍。

この曲に、負けた最後の戦いを持ってきたのは何故?

最初から気になっていた。

次の歌詞にその答えがあった。

 

 

負けを演じて 引き下がるのは

未来の王に  この玉座を渡すため

 

 

ルイ17世に玉座を渡すために、わざと負ける選択をしたナポレオン。

「そう来ましたか!KAMIJO サン!!!」

思わず声に出しってしまった。。。

 

サビの、

 

ここが墓場だ ワーテルロー

叫び青き血に染まれ

この声が明日の息吹 さぁ嵐を呼べ

 

ここが墓場だ ワーテルロー

叫び青き血に染まれ

この声は龍の息吹 時代(とき)を越え

赤き血へ託す系譜 さぁ嵐を呼べ

 

 

このフレーズはナポレオン自身を鼓舞している「叫び」なのかな?

KAMIJO サンがどんな構想で歌詞を書いたのかはわからないけれど、

「史実」「if ストーリー」「現在のKAMIJO サンの心境」が織りなされた大切な歌詞をこのように感じたのはどうなんだろう?

一度お聞きしてみたい気もする。

 

イントロのリズミカルさが何故か重々しさも感じてしまう。

このイントロに「ワーテルローの戦い」ではなく

何故か、凍てつく吹雪の中を進軍するナポレオン軍が浮かんだ。

 

KAMIJO サンのソロ曲は「ストーリー」ベースに構成されているのがほとんど。

歌詞を自分なりに解釈するのが好き、歌詞にメロディーやバックサウンドを感じながら✨