個人的ヒーロー、ということで思い浮かべるのは、私が若かった頃のアイドルの変容です。
それまでのアイドル、例えば浅田美代子でもいいし、ピンク・レディーやキャンディーズでもいいのですが、それが昭和50年代後半には、「自分のクラスにいるような身近な女の子」がもてはやされるように変容しました。
今のAKBも、その路線ですね。
ちょっと違うと感じると、だいたい韓国系のアイドルです。
そういえば時々映る韓国のテレビは、今の日本では忘れ去られた昭和40年代あたりの印象です。
『個人的ヒーロー』のアンチテーゼとして、KーPOPアイドルの鋭さは確かにあります。
今の日本のヒーローは『個人的ヒーロー』の印象が強い。
例えば具志堅用高が勝つのは、かつての日本では国の喜びだった。
しかし、今のボクシングのチャンピオンが勝っても、確かに強いのだろうけど、『個人的』だよなぁ、と感じます。
国を挙げての喜びと利益に溢れたヒーローは、今の日本では、もう不在になったと感じます。
『尊い』とは、聖書に頼るならば、ひとつには『生命の木の実』のヒーローだろうなぁと、まぁこれはクリスチャン同士の暗号みたいですが、そのように感じます。
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