主にネット広告を毎日たくさん観てますが、それでアプリを使ってみたり、その上でつくづく思うのは、『誰でも出来ない事など続けない・買わない』です。
この簡単な事が分かってない企業が多いと思います。
そもそも自分が使えない『スワヒリ語大辞典』プレミア付き150万円、を、買いますか?
買う人もいますが、買わない人は『出来るわけがないことにお金など支払わない』のです。
ひるがえって、例えば人気の出ないゲームとか、そもそもお客さんが『出来て』『楽しんで』『満足させられるもの』に出来てますか。
さらにいけないのは、広告で『道徳をふりかざす』ことです。
「やってみないのは客が甘えてるんだ」
とか、自己正当化していては、出来ない上に説教までされるのですから、誰も買うわけがありません。
人の舌はもっとも不正が現れている部分、と、聖書ははっきり書いてます。
そもそも出来ない事をやるのが人間だろうという方は、例えば家に届く広告類をひとつとして捨てずに、全部読む、という事が出来ますか。
広告なんて、というならば、しかし、その広告すら、真面目に作って、真剣に宣伝してる企業もあるわけです。
となると、誰にも礼儀は尽くさなければならない、という道徳が成立し、あなたも全部の広告を捨てずに読まなければならない、という義務が生じます。
そんなこと、そもそも出来るわけがないですよね。
だから、道徳などは本来は世界一尊いものではない、善悪の木の実など世界一尊いものではないのですから、売れない時に「客が甘えてるんだ」ではなく、そもそもお客さんが出来るし、楽しめるものを提供出来ているのか、例えば『カスハラだ』と騒ぐ前に、考えてみないといけません。