意外と技術が要ること


私は画家なので、絵のスキルを持っています。


基礎デッサンを始めたのは13の時でした。


長く絵のスキルが身近なので、私にとって私のスタイルの絵の技術は、当たり前です。


毎日描く度に、40キロフルマラソンするような、ヘトヘトになって描いているわけではありません。


もちろん疲労はしますが。


その絵のスキルを長く、四半世紀以上も当たり前にしてきたので、絵のスキル関連での様々な洞察があります。


私にとって当たり前の絵も、出来ない若い方は出来ないうちはいちいち「そんなふうに描けるなんて嘘だ」「イカサマに決まってる」「偽のなにかに違いない」と騒ぐものです。


これはスキル系の技を持ってる人は、日常茶飯事で出くわすことでしょう。


絵でなくても、会社の先輩がパソコン仕事で難なくやっている『ブラインドタッチ』とか、大学で数学を専攻してる学生さんがスラスラ出来る『線形代数の計算』とか。


大谷翔平が打つ20本以上のホームラン、なにかにつけて出来ないビギナーに見受けられるのは「あいつが出来るのは絶対嘘だ」です。


私だと大学で教養レベルの心理学を学んだので、初歩的な心理学とかも難なく分かります。


プロはそれを極力悔しがらせないように教えはするのですが、何人かいたら数名は「そんなの出来るのが嘘だ」と、非難を始めるのですね。


なので、そもそも聖書にも「豚に真珠をくれてやるな。彼らは投げ捨て踏みつけ、あなたに襲いかかってくるだろう」と書かれています。


そういうところで、誰かが困難に陥らないようにはしますが、それも心理的な技術です。


その事を近頃知ったわけではなく、55年生きてきて、長く見てきて目の当たりにしてきましたが、例えば『幻魔大戦』の江田四郎のようになっていく若者は何人かに1人はいるものなのですね。


「民が民に敵対し、国が国に敵対する」とも聖書に書かれてますが、悔しがるというのも、人の罪のひとつでしょう。


主イエス・キリストの加護があるように祈る時もあります。










 

 

 

 

 

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