私が読む記事と、世間で騒がれるニュースの相違に、不安になることが多いです。
私が一貫して読み続けている新聞記事のひとつは、台湾有事、それに伴う日本有事に備えての憲法改正。
その関連で、今日は中国の公船はどのような動きだったのか、とか、また最近だとセキュリティ・クリアランスのニュースとか。
端的に言えば私はまずこれでは?と思っています。
しかし世間の関心は『規制法改革案』。
大丈夫?と心配になります。
不思議なのですが、誰でも自分が外に出たら、街にカッターナイフひとつ程度を持ってウロウロしてる人がいるだけでてんやわんやの大騒ぎだと思います。
なのに中国の艦船が現れたとしても、なんの怯えも無いのでしょうか。
艦船についてる艦砲の一発は、街をウロウロしてる人が手にするカッターナイフ以上に殺傷力があると思うのですが、例えば尖閣諸島をくれてやるように艦砲に撃たれるまま、それで平和平和と言うのでしょうか。
そのようにいくと、例えばどんな武器を持ってるか分からない輩から街を護る警察官から拳銃を無くせとか、警棒を無くせという話になると思うのですが、警察官の命などどうでも良く、つまり武器を持ってウロウロする犯罪者に切りつけられても「これが平和、これが平和」とニコニコしてるのでしょうか。
自衛隊というと毛嫌いする方々に、疑問を感じることは多々あります。
大砲一発で失われる命が発生した時には、どのような表情をするのかな、と首を傾げます。
これは宗教家とか、漫協会員とか、それは置いておいて、普通に当たり前に気づくべきことに思います。
セキュリティ・クリアランスのニュースに接すると、あんな不測の事態が生じたらどうなるだろうか、など頭をよぎり、どうも『規制法改革案』のニュースなどに接して、首を傾げることが多いです。
ロシアみたいにどこかに攻めに行くために憲法改正を考えてるわけじゃないんだけどなぁと不安になるものです。