私は『日経サイエンス』の読者から始まって、『日経電子版』を購読したり『日経ビジネス』を購読したりしてましたが、つくづく感じるのは「経済は物語」ということです。
私は日経は情報ではなく『物語』だと思ってみています。
そして、その物語が楽しいのです。
経済に特化した新聞ですが、経済というのが世の中の様々な方面の物語の集合体なんですね。
まぁ会社の社長とかがメインの読者でしょうから、難しいところは難しいのですが、紙面のあちこちに世界の物語が載ってます。
また、国際政治についても、結構ずばりと「台湾有事」テーマを取り上げたり、斬り込む時は「中国の工作員」とか、ずばり書きますね。
日経のテレビニュースの『ニュースプラス9』や『ニュースの疑問』、『モーニングプラスFT』とか観てると、『既に当たり前のこと』として「国内に工作員がうようよしてる」というところまで話が進んでいます。
「工作員なんて言ったら陰謀論なんじゃないの?」ではなく、既に日本には工作員が存在し、そして中国のハイブリッド戦はどのような感じになるかとか、台湾有事について日本が心得ることとか、日経ではもう話はそこまで進んでいるのです。
その切り口なので、難しい問題もあるのでしょうね。
時にはあえて報道してないな、というところもありますが、日本の保守勢力としても注目の記事が多いです。
難点は社長レベルがターゲットなので高いです。
それでも、見出しを見てるだけでも日経新聞から様々に世界の動きが分かります。
私は今現在は予算不足で『電子版』の購読はしてませんが、オードリーや女優さんのコマーシャル通りに、日経から動くと強い部分があるので、新社会人の方は予算があったらどれかを購読してみてはいかがでしょうか。