「はい、私です。東慶病院の笹木健二です。












今から‥そちらに向かいます。」











「例の若者の具合は?」












「はい‥今の所、薬で抑えられる範囲です。












それより例の会わせたい人というのは‥?」












「君の双子の兄だ」












「‥用件は何でしょう?」












「佐田拓海君と言ったね?












彼の病には、












君の兄・父が関わっているというのは知ってるだろう?」












笹木健二はバイクに跨り、東名高速を飛ばし、愛知へと向かった‥。












「あいつらと会うのは‥何年ぶりになるんだろうな‥」