さて、予備校本がいいのか、基本書がいいのかという問題。

司法試験受験界で大きな対立だとされてきました。

両者の長所は・・・


【予備校本の長所】

・項目をわかりやすく分けてある。

・2色刷り。

・噛み砕いた記述、図表。

→よって、とっかかりやすく、効率的


【基本書の長所】

・学者が書いているから、内容がしっかりしている

(予備校本は、学説の論理や視点を誤解してたりする)

・なんせ詳しい

・試験委員の問題意識がわかる

・記述が長いので、思考力が身につく


という感じでしょうか。もちろん、それぞれ、他方の短所でもあります。


ただ、ロースクール時代になってかなり変わってきました。

①ロースクール未修生に対して1年でコンパクトにインプットさせる必要

②新司法試験になり、実務色が強くなった。

③択一試験も、条文・判例重視。理論的には薄く広く。


以上の事情から、世の中に「わかりやすい、薄く広い基本書」が

出回るようになりました。ロースクール入学後には、結構基本書と

判例を読み込まされる感じなので、予備校ですら基本書を使った

コースをどんどん開設しはじめました。


続く