さて、柴田の「生講義」シリーズを使ったのでなければ、

全く知識ベースが足りません。生講義を使った人も、

ちょっと不安があるかもしれませんね。特に上位LS志願者は。


予備校のインプット講座、伊藤塾で言う基礎マスターに対応する

インプットがこの予備校本です。


【自分の使ったインプット教材】

【Wセミナーのものたち】


僕は実は伊藤塾の基礎マスターを半分くらいまで受講して

一旦ドロップアウトしちゃったんですね。その後、Wセミナーで

受けなおしました。


「法律速習パック」っていう、今で言えば

http://www.w-seminar.co.jp/shihou/koza/2009/shou_sosyou.html

みたいな感じかもしれません。


DVDを安売りしてたので。倍速再生で受講。なんというか、

Wセミナーの渡辺先生がやたら自分に合っていた様で、

何度も聞き返すことになりました。


というわけで、そのパックに付属してきたこのシリーズを使用しました。

コンパクトデバイス〈1〉憲法 (コンパクトデバイス 1)/著者不明

コンパクトデバイスは、A5版で持ちやすくて大好きだったんですけど、
多分絶版になる見通し。新シリーズも乗っけときます。

デバイス・ネオ〈1〉憲法/新保 義隆


全部確認したわけではないけど、多分、デバイスネオの方がよく整理されてます。


ちなみに、このブログの流れどおり、論文の書き方「基礎演習編」に取り組んでいる人は、

短答問題、論述問題も付記してあるこっちのシリーズもあります。


L.L.M. 刑法〈1〉総論―法曹の法律的手法 (法律科目試験対策)/Wセミナー

論点解説の記述がちょっと浅いのが弱点かなぁ、とも思いますが、

Wセミナーは基本的に判例・実務至上主義。受験主義なので、

自分には合ってるのかも。


判例・実務・通説以外の学説の記述は大幅にカットされてます。



さて、予備校本、他にもありますね。まずはここ。

【伊藤塾、試験対策講座】

憲法 第3版 (伊藤真試験対策講座 5)/伊藤 真

ん~予備校本の中では、判例の引用量や、講義部分の記述の厚さで

圧倒している印象です。伊藤塾の面倒見の良さを体現しています。


学部時代に使いました。全シリーズ。でも読みきれなかった。

やっぱり量が多いのが長所であり、短所でもありますね。

ロースクール入学後の授業に持っていく人も居るくらいなので、

ちょっとロー入試にとっては冗長なのかもしれません。




【LEC C-BOOK】

C‐Book 憲法〈1〉総論・人権 (PROVIDENCEシリーズ)/東京リーガルマインドLEC総合研究所司法試験部

ちょっとだけ他より安い。やっぱりLECはスケールメリットがありますね。

分冊されてるから価格にだまされないようにね。


自分では持っていないんですが、開いてみた感想としては

「シンプルで、整理されているテキスト」という印象です。


記述量はLLMと試験対策講座の間くらい。コンパクトデバイスよりも

レイアウトが読みやすい。けどデバイスネオ出たからあんまり変わらない。




【まとめ】


予備校本は、伊藤塾・LEC・Wセミナーのどれかから選ぶことになるでしょう。


ちなみに科目別にクオリティが変わったりします。僕が使ったデバイスは、

会社法が一番わかりやすかった気がするし、逆に憲法はちょっとわかりにくい。


アマゾンレビューではC-BOOKの刑訴が持ち上げられている。


ただ、自分は講義を聞きつつ読んだので良かったんですが、独習の場合

予備校の講義が無いんだから、ちゃんと丁寧に説明してくれる伊藤塾の

試験対策講座が第一候補になると思います。ただまぁ通読には時間がかかる。


僕も普通に学部の民訴をシケタイ通読で乗り切ったし、

間に合わせだった割に良(B評価)でした。


・生講義→LLM が一番コンパクトな流れ。

・伊藤塾の入門書が最初ならシケタイが若干いいかも。


※辰己は今このブログを書いている段階では、「加藤晋介の○○入門」とか、

基本書を整備している途中ですが、①テキストは毎年の法律改正等に

対応する事務力が必要。②誤脱字の修正が版を追う毎に充実する。

あるいは③実務ベースの予備校本は既にWセミナーが出している。

という理由で、選択肢に入るのは当分先になるでしょう。