東京ディズニーリゾート・40周年記念プライオリティパス 7/26開始 | The Wonderful World of Disney

 

東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーにおいて、「東京ディズニーリゾート 40周年記念プライオリティパス」が7/26(水)からサービス開始することが発表されました。プライオリティパスは6/7に導入の発表が行われたものの、夏イベント開始以降もサービス開始については発表がない状況でした。

 

 

 

対象施設および取得方法は下記リンクより抜粋しますと

https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/guide/prioritypass.html

 

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体験したい対象施設を選び、取得することで、指定された時間に短い待ち時間で施設をご利用いただける無料のサービスです。
東京ディズニーリゾート・アプリで取得してください。

パークチケット1枚につきおひとり様分を取得できます。
・パークチケット1枚で複数人分を取得することはできません。
・他の施設を取得する場合、取得から120分後もしくは取得した40周年記念プライオリティパスのご利用開始時刻のいずれか早いほうの時間を過ぎると取得することができます。
・同じ施設を再び取得する場合、取得した40周年記念プライオリティパスのご利用後、もしくは利用終了時刻以降となります。
ご自身で体験時間を選択することはできません。
3才以下の方は、同行者が40周年記念プライオリティパスを取得していれば、ご利用いただけます。

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取得方法のスクリーンショット画面を参考にする限り、選べる施設と体験時間の指定が表示されており、この体験時間は選択できない方式になっている点はスタンバイパスと同じ仕組みのようです。そして、アトラクションに適用された点でいえば、発券が紙ではなく公式アプリ上で取れるという点では実質ファストパスと言えるでしょう。とはいえ、パーク1日のスケジュールでショーやパレードの予定を立てている中に、プライオリティパスの取得を当てはめることになり、当日まで読めない施設体験・待ち時間をうまくコントロールするにはそれなりのスキルが求められるように思えます。少ない待ち時間で乗れるとはいえ、施設に入って出るまでの時間は当日の混雑・運営状況によって左右されるため、パスが取れたからといって次の予定に影響しないとは言い切れませんので。

 

また、プライオリティパスの導入により、ファストパスと同様に施設内での合流が発生するため、各施設の待ち時間が全体的に延びることが予想されます。年に1回行くか行かないかの方にとっては、1つでもアトラクションに乗れる!という満足感が得られますし、夏の暑い時期に施設利用までに涼むという選択もできますから、相対的に好評を得られるのではないでしょうか。気候に左右される場所であるがゆえに、暑い日に無理矢理パークに行ってバテるよりも、少し涼しくなってからパークへ行った方が快適な気もしますが...。

 

あと、この「40周年記念プライオリティパス」は終了日未定ですが、40周年期間終了後もサービスを継続するとのことです。その前提であればネーミングも合わせて考えるでしょうから、少し違和感があります。利用者の動向やニーズ次第で柔軟に対応するということは良い一面ですが、裏を返せばアトラクション利用以外にコンテンツを出す予定がないがゆえにダラダラと引きずらせる可能性は否定できません。このプライオリティパス自体が印象付けの要素としてアピールしている感が強く伝わってきましたが、今後も継続していくのか気になるところです。