東京ディズニーリゾート・シェフミッキーでのサービス内容変更 | The Wonderful World of Disney

 

ディズニー・アンバサダーホテル内のレストラン「シェフ・ミッキー」において、2023年11月1日(水)以降、キャラクターがテーブルに訪れるキャラクターグリーティングが再開されることが、公式ホームページの更新によって明らかとなりました。


出演キャラクターは、ミッキーマウスのみで、1グループにつき1カットまでの撮影に限定されます。また、サインの対応はしないとのことです。なお、キャラクターグリーティングの内容変更に伴い、価格改定(値上げ)も実施されます。

 

--------------------

下記、リンクよりスクリーンショットにて引用

https://www.tokyodisneyresort.jp/hotel/dah/restaurant/chef.html

 

シェフ・ミッキーは東京ディズニーリゾートで唯一、パーク内に入らなくてもディズニーキャラクターに会えるレストランであり、ディズニー・アンバサダーホテルに宿泊しなくても予約さえ取れれば利用可能となっています。もちろんホテル内のレストランのため、宿泊者用の枠は一定数確保されていますが、人気レストランであるがゆえに宿泊していても予約できないケースはあります。

 

コロナ前までは、4匹のキャラクター(ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック)が各テーブルにやってきてくれ、時間内に必ず4匹が周回してくれるよう配慮されていました。また、パーク内のルールとは異なり、1グループ1カットまでの制限はなく、グループで行ってもキャラクターと1人ずつ撮影することもできました。また、テーブルの時間制限がつくまでは2周目もちゃんと回ってきてくれていました。唯一の欠点は座席が選べないので、角度によっては周りに座っている人が写ってしまうことでしょうか。時間を忘れてゆっくり食事ができたのは今では考えられません。

 

現在は、感染症対策時代の名残で、店内の一角に設けられたフォトスペースで写真撮影ができ、パーク内のルールと同様に、1グループ1カットまでの撮影に限られます。感染症に関するガイドライン廃止に伴い、ハグやハイタッチを行うことはできるようになりましたが、パーク内のルールに合わせて1グループ1カットまでの撮影しかできません。

 

11/1からの対応では、キャラクターが座席までやってきてくれるだけであり、サイン不可と1グループ1カットまでの撮影の条件が付与されているほか、価格改定という名の便乗値上げも合わせて実施されているため、どちらかというとマイナスな改定なのかなと捉えました。座席によっては周りの客席も写り込んでしまうため、現在のフォトスペースでグリーティングできるスタイルの方がお得な感じがします。

 

また、補足するとシェフ・ミッキーには客席回転効率の都合上、時間制限が設けられており、テーブル着席から食事終了までランチで80分、ディナーで90分の制限があります。この時間にキャラクターグリーティングの時間が含まれるため、5分から長いときで20分以上、時間をロスします。もちろん次に予約している人を通すので、時間を超えると追い出されます。私が体験したときもスーツを着た社員らしき人が該当のテーブルに声掛けしていましたので。メインはキャラクターグリーティングを売りにしているレストランのため、食事に重点を置かれる方は少ないかもしれませんが、東京ディズニーリゾート内でも時間経過が早く感じられるレストランだけに、注意したいポイントでもあります。私自身数年に1度行くか行かないかのレストランですが、お値段が上がる一方でお食事の内容もサービスも質は下がり気味に感じています。残念ですね。

 

1グループ1カットまでの制限が緩和されることはないにせよ、これで出演キャラクターが元に戻れば、コロナ前の状態に戻ることになりますが、果たして元に戻るのか、この先もずっとこのスタイルでいくのでしょうか。運営様のやり方を踏まえると、さらなる改悪を仕掛けてくる可能性の方が高いと思いますが...。

 

 

シェフミッキーでは過去に期間限定でチップとデールが登場したりと、今よりもお安いお値段で量質なお食事とキャラクターグリーティングという体験、時間に制限されることのない食事等ができたことを踏まえると、ここまで改悪されてきたかというのが個人的な本音です。何か新しい要素を加えたら、それだけで人を呼べる人気レストランですから、マイナスな方向に進む以外に選択肢がないのも無理はありません。