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私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書)
17,357円
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【内容】
レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか?本書は、志ある若者が集った幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論する。過去の偉大な人への「私淑」を可能にするものとして、「本」の役割をとらえなおし、「ブログ空間」を、時空を超えて集うことのできる現代の私塾と位置づける。ウェブ技術を駆使した、数万人が共に学べる近未来の私塾にも言及し、新しい学びの可能性を提示する。
【感想】
印象に残った内容は以下の通りです。
・論語「智者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」
・ドラッカー「時間こそ最も希少で価値のある資源である」(経営者の条件)
・「ノーが当たり前」であるが、日本人の習性として「ノー」と言われたくない傾向がある。
・大事なことは「負けるということをおそれない」ということ。
・仕事の対象ヘの愛情がないとサバイバルができない。いやいや仕事している、長時間やるのが苦痛だという仕事では、これからは競争力が出ない時代である。
・言葉と出会うということを大切にしていて、「なぜここに自分のために書かれたような言葉があるんだろう」と思える人というのは、「心で読む読書」ができる人。
【ナカジマ評価】
★★★☆☆
【一言】
私塾の存在はやはり・・・大事だな!