【内容】
元金融庁長官五味廣文氏推薦の書。
・金融庁が確立と定着を目指す
フィデューシャリー・デューティーはすべての
金融機関のプリンシプル(行動原則)。
その真意、何を実践すべきか等を詳解。
・日本で最初に「フィデューシャリー
・デューティー宣言」を行った
HCアセットマネジメントの森本社長が、
フィデューシャリー・デューティーの意義、
これまでの経緯、具体的な取組み方、
今後の課題等について簡潔にまとめた書。
【感想】
仕事上のこともあって気になる内容だったので
購入しました。フィデューシャリー・デューティーの
事がより深く知ることができました。
印象的な内容については以下の通りです。
・フィデューシャリー・デューティーは、規制ではなく
理念であり、ルールではなくプリンシプル(行動原則)
なのであって、その先には情報の対称性に基づく
顧客と金融機関の共通利益の創造という昔ながらの
商業の王道がある
・顧客の視点に立って、より価値の高い仕事をすれば、
提供した価値に応じて増収になると考えるべき
・「フィデューシャリー・デューティー宣言」は、努力目標
でも精神規定でもなく、事実として、実際に果たされる
ものであって、そこに書かれたことは、その通りに
経営責任において、確実に実行されることが
確約されているもの
・金融機関が真剣に改革を目指すならば、簡単には
フィデューシャリー・デューティー宣言など、
できないということ
・金融庁の役割は、規制から、金融機関自身による
自律的改革の支援へと、革命的転換を遂げたということ
・2015年の「金融行政方針」が金融界に与えた衝撃は、
2014年の「金融モニタリング基本方針」が変革の
予兆を与えていたからこそ吸収可能だったと
いえるほどに、大きなもの
・生命保険会社の固有の事業領域として、誕生から
死亡までの超長期の顧客密着により、ライフサイクル
の推移に応じて、適切な商品サービスを、顧客の
視点で提供していくこと、これこそ、生命保険会社の
経営のベストプラクティスではないか
【ナカジマ評価】
★★★☆☆
【一言】
やはり顧客本位が大事だな!
