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『韓国ドラマあらすじ「鬼~トッケビ~第2話」』 ⇒ https://t.co/e0ME2wSAt1 #アメブロ @ameba_officialさんから
2017年05月25日 18:28
鬼~トッケビ~
第2話ー②「美女・SUNNY登場」
ある日。
チキン屋さんの前で張り紙を凝視するウンタクが。
【アルバイト募集】
そう書いてある張り紙だった。
当然、探し求めていたアルバイト。ウンタクは店に入って行った。
そこには…
驚くほどの美貌の女社長、サニーがいた。
「バイトの張り紙を見て来たんですけども…」
「社長さんはいらっしゃいますか…?」
「社長は私。高校生?」
「はい。…社長さんでしたか。」
面接という感じのしないままに席に座る。
「何か、聞きたいことありませんか…?
私は9歳の時に母を亡くしてから、身寄りがなく…。」
「貧乏なの?」
唐突な質問に言葉が詰まる。
「…えぇ比較的。」
「学校は?行ってないの?」
「いえ、高3なので…」
「今日は、何か用事ある?」
「いえ。何も。」
「じゃ、今日から仕事ね!」
こんな、短い会話でバイトが決まったウンタク。
ずっと、断られていたから喜びも一塩だろう。
それにしても、少し変わったところある社長だった…。
バイトが終わったその日の夜。
嬉しそうに名札を見ながらシンに念を送る。
「おじさん、聞こえる?」
そう呟いて周りを見回す。
…。シンは来ない。
「何よ。考えても来ないじゃない。」
考えただけでも敏感だから、呼ばれる。
と、言ってたのに。
仕方なく、マッチを擦る。
「おじさん、ついにバイトが決まったの!!」
満面の笑みで振り返ったウンタクが目にしたものは…
ステーキ好きのシンがまさに
ステーキを食べる所だった…。
「良い物食べてる…
500万はケチるのに。」
「少しは約束して会うっていう考えはないのか?
少しは私の事も考えろ。」
「考えても来なかったじゃない。
あ!将来を約束する気はあるわ。
…愛してる。」
不敵な笑みを浮かべるウンタクに
あきれて帰るシンだった。
ここは死神の部屋。
彼は職業柄か…潔癖症の所がある。
今夜も、一糸乱れぬ様にピンッと張った
シーツに身を沈める所だ。…が。
「これでどうだ?」
部屋に突然現れたキム・シンに眠りを妨げられる。
「なんで…??着替えを?」
「この本はどうだ?
いつ呼び出されてもいいようにしたいんだ。」
「真剣に考えてくれ。
私が発つときの服装だと思って…」
あきれ顔の死神相手に何度も部屋に来ては
「音楽ならレコードか?CDか?
うん、音楽は何でも聞く設定だ。」
「今時はみんな、ダウンロードだ。」
「絵ならどっちだ?絵も雑食って設定なんだ。」
大きいキャンパスを2枚も持ってきたリと、
人の迷惑も顧みず。
要するにウンタクに呼ばれた時
ステーキではなく、もっとカッコよくしていたい。
そういう事らしい。
面倒になり、布団をかぶって反応しないことを
決めた死神。けれど、シンはそれで終わらなかった。
朝、死神が目覚めると…
変なものを被せられていた。
しかも。布団まで派手なものに変わっている…。
悪戯をして満足そうなシンだった。
鬼と死神は
子供みたいに些細なことで
ケンカをしたり、いたずらをしたリされたりと
仲が悪いようでいて実は仲が良いのを
本人たちは気づいていない。
ある日、家に呼ばれたドクファ。
なにやら、いつもと様子が違う。
「おじさん、大丈夫?
どうしたことか城北洞(ソンブクドン)だけ大雨だ!」
「ドクファ。お前に話がある…。」
「おぅ。なんだよ。話?そうか言ってみなよ。
嫌なことでもあった?」
「お前に伝えねばならぬのだ…。
お前の一族の秘密と
私の悲劇的な運命の話だ…。
驚くでないぞ。
実は…私は…。」
「…鬼だって話?違う?別の話?」
ドクファの予想外の言葉に、驚きを隠せない。
「いつ気づいたんだ?」
「8歳。でも、6歳くらいから疑ってた。
…酔うと良く、金塊出して自慢してただろ?」
「ぼくにくれるの?」
「あげないよ~ん。」
「…それで、親戚じゃないと確信した。
って、ほらほら。今もそんな感じだろ?」
ドクファの目の前で宙に浮く、シン。
今更、驚きもしないドクファだ。
「…ということは。お前は8歳の時に
私の正体を知っていた。と?」
「うん。」
「私が『鬼』だと知りながら、ずっとタメ口で
話していた。と?」
「うん。…いいえ…(^▽^;)」
途端に、京畿道一体に大雨注意報が出された。
鬼は昔から雷神としても登場するが
ここでいう鬼も天候、主に雨をつかさどるようだ。
シンの機嫌が悪い=雨
今回は雷に大雨洪水まで付け足されて
ドクファはどれほど、シンの怒りを買ったのか…?
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
とある日。
手をバタバタ、足をブラブラ。
何やら、落ち着かない様子の鬼、キム・シン。
知的な本を膝に抱えて…。
いつ、呼び出されてもいいように?
その、準備を?
…ところが。待てど暮らせど呼び出される気配もない。
死神は黒い帽子(死神専用の帽子)をクリーン二ング屋へ
出しに行っていない。
しびれを切らしたシンは、どこかへと行ってしまった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
一方、シンが待ってるとも知らないウンタクは
図書館で亡霊の友達と話している。
カナダで拾った落ち葉、正確にはシンが拾った落ち葉を
ラミネートしている所。
お金がない中で、ささやかでも旅の記念と
バイトが見つかった事への感謝を込めて
お礼したいウンタクだった。
「気があるって勘違いされない?」
「大丈夫。私の存在すら否定してたから(笑)」
出来上がったモミジの栞。
早速、シンを呼ぼうと
マッチを擦って、火を消した…。
…ふと、横に人の気配を感じて顔を向けると。
そこには。ウンタクが見てはいけない者が立っていた…。
「あ。マフラーが。マフラーを忘れちゃった。
取ってこなきゃ。」
「…やはり俺の事が見えるようだな。
10年前と言ってることが同じだぞ。」
10年前、母のヨニが亡くなった日。
どこからともなく現れた死神。その時もあまりの
恐ろしさに目も合わせられなかった。
でも。今は違う。
「…わ、わたしに、なんか用なの?」
「引っ越したのか?お陰で探すのに10年かかった。」
「名簿に名前が無いのに、どうしようっていうの?」
「漏れていただけだ。19年分の存在証明が出来れば…」
「私は死ぬの?まだ、19歳なのに?」
「19歳でも9歳でも関係ない。それが死だ。
…ところで。今回は誰と一緒にいるんだ?」
そう言われて、振りむくとそこには…
シンがいた。
咄嗟に、ウンタクが目を塞ぐ
「目を合わせちゃだめよ。あの人は死神なの!!」
その必死な姿に何かを感じたシン。
優しく手をどけようと…
「やめて。見ちゃダメ。」
「大丈夫だ。知り合いだ。」
そう言って、ウンタクを自分の方へ引き寄せると
死神に向かって
「仕事中か?」
「そうだが…。お前は何を?」
「人の生き死にに関与してるところだ。」
「…それは、掟破りだろ?
その子は19年前に…」
そう言った途端、頭上で雷鳴が響いた。
「説明は求めていない。」
(鬼の言葉を聞き流すなら、お前の生死にも
関与することになる。)
にらみ合いを続ける鬼と死神。
たまらなくなったウンタクは
「とりあえず、逃げよう!!」
と急かしたが…
「逃げなくていい。どうせ手出しはできない。
…鬼と結婚すると言ってる子だ。
ここに、鬼もいる。」
その時のウンタクの衝撃は計り知れない。
「それじゃ、その子が…。」
「そうよ!私が鬼の花嫁よ。
それでも私を連れて行くつもりですか?」
そう言われた死神。怯んだわけではないが
一端、ここは剣を収めた方が良さそうだと判断したようだ。
「また、会おう。」
そう、言い残して消えた。
「………」
「…言いたいことがあるなら、言え。」
「…ほら。やっぱり鬼じゃない。
そうだと思った。
なんで、ウソ言ったの?」
「…二度と会わないと思っていた。
まさか、扉を開けて着いてくるとは。」
「次に会った時も否定したでしょ?」
「訂正不要だと思った。
どっちみち、今までもこの先も君は
鬼の花嫁ではないから。」
「じゃ、私は何なの?
幽霊が見えたり、付きまとわれたり、いたずらされたり。
私はこうやって生きてるのに
死神は『生きるな』って。私は、どうしたらいい?」
「…言ったはずだ。おまけで得た人生に感謝して生きろと。」
「ひどい。ひどすぎる…
あれでしょ?ホントは違う理由なんでしょ?
私が…ブサイクだから?
…ボンキュッボンッじゃないから?」
ウンタクは必死だ。
「可愛いよ。」
「へ?」
「お前は、可愛い。
…私は900年以上もの長い間、ある物が見える人を探してきた。
…だが、それが君には見えない。
それが見えるのは鬼の花嫁だけだから。
だから、無価値だと言った。」
「…それも傷つくし。」
「傷つかなくていい。むしろ、良いことだ。
ある物が見えたら君は僕を恨むだろう。
もうじき私は韓国を去る。
もう、私を呼びだすな。」
「…どこに行くの?」
そう、問われたシンは何も言えない。
同じ理由だから。見えないのならこれ以上、関りを
持たない方がいい。
「いや、答えなくていいです。
一つも気にならないし。どこで何しようと。
鬼ってこんな姿だったんだ~って、思ってただけ。」
寂しくなって腹が立ったウンタクは勢いよくその場を離れたが
ふと、寂しくなって振り返った背後の景色には
もうシンの姿はなかった…。
















































