9月下旬から私はハノイにいる。もうすぐ3カ月になる。こちらでの生活が少し落ち着いてきたので、久々にブログを再開しようと思う。このシリーズは前回のものとは全く毛色の違ったものになるだろう。読者にとっては少し面白くなるかもしれないが…今回は第1回目なので、軽いものにしよう。

 とにかくここでの生活はいろんな意味でサバイバルだ。まさに命懸けで道路(歩道も)を歩いている。ちょっと油断しようものなら自転車やバイクにぶつけられる。さすがに自動車にはまだぶつけられていないが。信号無視や逆走(右側通行)はもちろんのこと、歩道もバイクの通り道だ。弱肉強食の世界の有様だ。

 ここでは「大きいものが勝つ!」という論理が実証されている。つまり、「人→自転車&バイク→自動車→バス」の順で強くなるのだ。バスはクラクションを鳴らしまくり、周りの雑魚を蹴散らす。もちろん、自己の存在証明のため、雑魚も負けまいとピーピー鳴らしまくる。ときどき、窓から頭を出して罵り合い。サバイバルの戦場?と言っても過言ではない!特に夕方のラッシュアワー時は酷い。

 ハノイ市当局は、渋滞と大気汚染を緩和しようと考えて、バーディン区、ホアンキエム区、ドンダー区、ハイバーチュン区、タインスアン区、カウザイ区、ホアンマイ区、タイホー区、ロンビエン区、バクトゥーリエム区、ナムトゥーリエム区、ハドン区、および2025年までに設立予定の5区、さらにはドンアイン郡、メリン郡、ソクソン郡などの北部都市やホアラック、スアンマイなどの西部都市を対象に、排ガス規制法を2025年初頭に試験的に導入し、2030年にはハノイの全区でバイクの運行を全面的に禁止する計画が立てているらしい。

 バイクがハノイ市民にとって生活必需品となっている現在、これを実現できる見通しは明るくないような気がするが、きれいな空気ときれいな町(町全体が砂で汚れている)が取り戻せるとしたら素晴らしいことだ。ハノイ市には頑張ってもらいたい!