桜餅の予約販売のお知らせ

 

今日はバレンタインデーですね。

こちらアメリカは日本同様、一大イベントですが、

違う点がいくつかあります。

まずは、男性が女性にカードやお花、チョコレートなどを

送るということ。

これは、日本も見習って欲しい文化ですね。

そして、小学校ではバレンタインパーティー等を

クラスで行うことが多いです。クラスメイト全員に

カードやお菓子などを送ります。

学校の先生方もピンクやハート柄の

可愛い服に身を包み、日本の方が見たら

驚くほどかも。。。

こんな楽しいイベント、日本でも取り入れられたら

いいなぁなんて。

 

さて、今年も桜餅予約販売の時期が

近づいてきました。

ありがたいことに、皆様にお作りする機会を

ここテキサスでも頂いています。

次はひな祭り雛人形

ラウンドロックの自宅にて心をこめて

お作り致します。

お問い合わせなどはメッセージでお知らせください。

 

日本になるべく近い形でお渡ししたいので

どうしても手に入らない足りないものは、日本から届くのを

待っている状態です。

海外にいると、日本のものがより一層恋しく

感じたり、大切にしたいと思う方々も多い

と思います。私もその一人。

子供達には日本人のDNA受け継いだ幸運だと

思って、日本文化を感じて欲しいと思っています。

 

 

 

★次回は5月の柏餅販売になります。またブログでお知らせします。

 

 

 

虎屋は祖父の思い出でいっぱい

 

和菓子繋がりでもうひとつ。

誰もが知る創業500年、日本を代表する和菓子店

虎屋

TORAYA

パリにも海外店舗があります。

 

 

亡き祖父母、そして父は甘いものが大好きでした。

軍人だった祖父は本当にしつけや作法に細かく

幼い子供に対しても厳しい人でした。

挨拶、姿勢、行儀、礼儀等。

でも、それが今思えば本当にありがたく、

祖父が私に与えてくれたかけがいのない

宝物です。

 

そんな祖父が大好きだった虎屋の羊羹。

”虎屋の羊羹以外は羊羹じゃない!”

と言っていたのを忘れません。

隠居の祖父の家には虎屋さんのお菓子をはじめ、

赤福さん、両口屋さん、花園万頭さん、

そして地元で愛されていた中屋さんの大福など

本当に和菓子が大好きでした。

 

あんこが大好きだった父の月命日には時々、

虎屋の羊羹を送っています。

きっと天国で渋い緑茶とこの虎屋の羊羹で

お茶タイムを楽しんでくれていたらいいなぁと

願うばかりです。

 

虎屋さんは大切な家族との

思い出を作ってくれました。

日本に帰国するたびに虎屋さんの

暖簾を見るたびに懐かしく、

そして恋しくなる私にはかけがいのないお店です。

 

時々、日本から重いのにたくさん品物を

送ってくれる母。

その中にはこの虎屋の羊羹が

入っています。

L姫も私と同じく虎屋の羊羹が大好きで、

本物の小豆の味を

覚えてくれました。

祖父母、父ともに喜んでくれているといいな。