
小学校の授業で、
あなたの名前は
どうしてその名前なのか、
由来を
お父さん、お母さんに
聞いてみましょう。
っての、なかった
うちの娘たちも
そんなんあったよ。
私もあった
それで、
授業で先生に出された宿題だから、小学生の私は、嬉しげに、お母さんに聞いたんだ。
その時のこと、
よく覚えてる。
お母さんは、
何も言わなかった。
でも
宿題なんだから!
しつこく聞いたのさ。
ねー
おかーさーん、
わたしの名前は
どうして
この名前なのー?
母は、
めんどくさそうに
素っ気なく答えた。
お父さんが好きな
歌手の
名前だったのよ!
わたしは
驚いたよ!
好きな歌手の名前が
わたしの名前
ずーーーーっと
それが
わたしの名前のモトだと
思っていた。
でもね、
オトナになってから
あれ?
あれあれ?
あの歌手は、
わたしが産まれたあとで
デビューした歌手だよ?
変だよー!
でも、
もうすでに
学校の宿題は
提出しちゃったんだから。
名前の由来を
追求する必要はなくなったのさ。
自分の名前の由来を知ったのは、
ずいぶん後になってから。
いつだったか、
母が
重い口を開いた。
あなたの名前は、
伯母さんが
つけたのよ!
(母の小姑)
くやしそうな顔をして
母は言ったのだ。
我が子に名前をつける
権限も与えられず、
ただ、
働くだけだった
若い頃の母。
姑と小姑には
ずいぶん
いじめられたと言っていた。
そんな
意地悪な小姑が
娘の名付け親
子どもの頃の私に戻れたら、
それでも
本当のことを
教えて欲しかったけどねー。
あなたの名前は
伯母さんが
つけてくれたのよ。
すごく考えて、
つけてくれたのよ。
家族や親戚や
知りあった人達みんなの
こころを結ぶ
そんな人に
なってほしいという
願いを込めて
つけた名前なのよ。ってさ。
嘘でも
そう話してほしかったね。
最近
わたしの名前は
サスペンス劇場で
殺される女性の名前に
よく使われてます
あら、いやねー(笑)
さて、
私の名前は何でしょう
じゃあまたね