| ■お茶の成分
緑茶成分には多くの化学成分が含まれており、カテキン、ビタミンC、テアニン、ビタミンE、フラボノイド、 多糖類、ビタミンB群、フッ素、アミノ酪酸、カフェイン等が含まれている。 銘柄で成分比は異なり、たとえば玉露ではカフェインが高濃度で含まれている。 日本に最初にお茶が広がったのは、平安時代に中国唐に遣唐使で仏教を学びに行った空海らが薬膳茶として持ち帰ったのが最初だという。 そもそもお茶は薬だったのだ。 |
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| ■カテキンとテアニン
緑茶に含まれる代表的な成分はポリフェノールであるカテキンで、このカテキンは渋みのある成分です。 緑茶に含まれるカテキンがいわゆる生活習慣病を予防する効果があるという。 又、この緑茶成分のカテキンは抗酸化作用をもももつという。 女性のお肌を守るスキンケア効果もあるので、最近では茶カテキンを含んだ基礎化粧品も販売されている。 緑茶製造で高温で発酵させることで酸化性の酵素は失活し、ポリフェノールが残存することになります。 このポリフェノールが緑茶の生理活性成分になっているのです。 |
緑茶成分のうち、テアニンはうまみ成分ですが、このテアニンが多く含まれているお茶ほど美味しい緑茶になると言われている。 又、テアニンには精神的にリラックスさせる生理作用があるという。 緑茶の成分にはフッ素効果があり、フッ素はむし歯を予防する効果がある。 その他カフェインやアミノ酸なども含まれている。 時にカフェイン・フリーのハーブ茶も好まれている。 |
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| ■カテキンとその生理作用
カテキンのようなポリフェノールが体の健康によいという。どのような健康食品があるのか。 ポリフェノールは分子構造に2重結合が多くありベンゼン核をもつ。 特異な分子間相互作用をする。ラジカルと反応する可能性がある。そして、抗酸化能物質として働く可能性がある。 右の図はカテキンというポリフェノールの代表。 生体の中で、カテキンがどのように抗酸化作用をするのか、抗がん効果をもつのかは、分子レベルや臨床試験で確認されているわけではありません。 したがって、カテキンが治療薬として承認されているわけではありません。抗がん剤としてはやとちりして、毎日大量に摂取すると副作用があります。 |
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| ■緑茶を淹れる温度
お茶の化学成分としてアミノ酸とカテキンがあり、生理活性効果があります。 アミノ酸は低い温度でも溶けやすいのに対し、カテキン類は比較的高温で溶けやすくなる特性があります。 また、お茶の持つカテキン類には数種類があり、特に苦みが強く含有量も多いエピガロカテキンガレートは、特に高温で溶けやすい成分です。 お湯の温度が高いほど、カテキン類が多く溶け出し、苦渋味が強くなるのです。 上級茶は、アミノ酸とカテキンの両方を多く含んでいるので、熱いお湯で淹れると、うま味成分だけでなく、苦渋味成分も多く出てしまい、 上級茶本来の持ち味である、濃厚なうま味を殺すことになってしまいます。 しかし、カテキンは抗がん効果をもっており、カテキンの濃いお茶を飲むときに効果的になるのです。 お茶の味や風味を楽しむということと薬効を期待するということは合い入れない場合があります。 緑茶に含まれている、渋みのもとのタンニンの中のカテキンには抗菌作用やコレステロール低下作用など多くの効能がある。 カフェインは苦味のもと。アミノ酸の一種、テアニンとの相互作用でカフェインに含まれる興奮性の成分もおだやかに作用する。 タンパク質はお湯の中には浸出されずに茶殻の中に大半が残ります。 植物繊維が豊富に存在している。ただし、お湯に溶け出る成分はごく少量。 お湯に溶け出るのはビタミンCです。美容に良いほかアルコールやニコチンの害を中和させる。 テアニンは旨みのもと。血圧上昇抑制、脳・神経機能調節などの効能がある。 |
| ■緑茶は医薬になれるか
緑茶の化学成分は確かに医薬的な効果・効能があるが、かなり大量に摂取しないと効果が現れないという。 通常の飲茶の量ではわずかな効果しか見られず、医薬品的な効果とはみなされない。 大量に摂取すれば副作用が生じてくる。 お茶は古くから食品として流通している。その化学成分は特許性がない。 多額の開発資金で医薬品として臨床試験を行う資金は出ないのだ。 そのために、お茶の化学成分に薬効かあることが事実であっても、食品である限り効果・効能は標榜できないのだ。 古くから、お茶は薬といわれてきたものだ。 |


