精油の化学成分の毒性と発がん性 | forestwalkingのブログ

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2013年の暮れに、突然この世を去られた、理学博士 藤田忠男先生の研究を掲載していくブログです。


精油の化学成分の毒性と発がん性

■精油化学成分の毒性と発がん性

精油の毒性についてまとめます。

ア)遺伝毒性 遺伝的悪影響をもたらす恐れのあるもの。摂取した本人と次の世代まで悪影響を引き継いでしまう。 女子が作る次の世代用の卵子に何か異変があるとその次の世代まで影響を及ぼす。
イ)変異原性 遺伝子が傷つけられ、突然変異を起こす性質突然変異を起こすと、奇形や発ガンの確率が高まります。 奇形といっても、表面的には現れない、内臓が少し奇形していたために、機能不全を起こす。
ウ)発がん性 がん細胞を発生させる恐れのある性質。発がん物質は、たとえごく微量でも機能する。少量なら無害になるものとは違う。
エ)その他 発がん促進性、アレルギー性、染色体異常、成長抑制、急性毒性などの毒性がある。



■自律神経が通る背骨の刺激

背骨は中枢神経が通っている。自律神経の要になっている。ここを、軽く圧力をかけてトリートメントすることで、 神経系に刺激を与えることができる。ホメオスタシスを維持するのによい。 強すぎない圧力でケアすること。

次に、体のデコルテのトリートメントおよび腹部のケアに進むこと。

このようなトリートメントは、体の毒素の排泄を促す効果がある。



■TD50

TD50 とは、実験動物の50%が発がんするための摂取量のことです。

動物実験で発がん性が認められる用量と実際に人が暴露されている量との差がどれだけあるかを評価して、 差の少ないものから優先的に対応している。 動物実験での発がん性の強さの評価では、 ここでは発がん能力プロジェクト Carcinogenic Potency Project では、 発がん性の強さをTD50という数値で表しています。 これは生涯にわたって投与された場合、もし対照群で腫瘍発生数がゼロであるなら、投与群で半数が腫瘍を発生するのに必要な投与量を表す数値です。 この数値が小さいほど少ない量で発がん性がある、すなわち発がん性が高いということになります。

臭素酸カリウムの値のTD50 値は、ラットで9.82mg/kg/dayとなっています。 カビ毒のアフラトキシンB1では、ラットで0.0032 mg/kg/dayです。オクラトキシンAは0.136 mg/kg/dayです。 フモニシンB1はラットで 1.5 mg/kg/day です。

ラットの値がそのまま人間にあてはまることではないが、参考にするのです。



■毒性のある精油、特に発がん性

Almond oil bitter* (hydrocyanic acid) Prunus amygdalus CAS No: 8013-76-1
Armoise oil (thujones) Artemisia herba-alba CAS No: 8008-93-3
Boldo leaf oil (ascaridole) Peumus boldus CAS No: 8022-81-9
Calamus oil (b-asarone type) Acorus calamus CAS No: 8015-79-0
Chenopodium oil aka Wormseed (ascaridole) Chenopodium ambrosioides CAS No: 8008-93-3
Croton oils with known toxicological properties, such as C. tiglium & C. oblongifolius
Horseradish oil (allyl & phenylethyl isocyanates) Amoracia rusticana CAS No. 84775-62-2
Lanyana oil (thujones) Artemisia afra CAS No: ---
Mustard oil (allyl isocyanate) Brassica spp. esp. B. nigra & B. juncea CAS No: 8007-40-7
Parsley herb oil (dill apiole) Petroselenium crispum CAS No: 8000-68-8
Pennyroyal oil (pulegone) Mentha pulegium CAS No: 8007-44-1
Perilla oil (perilla ketone ? lung toxin) Perilla frutescens CAS No: 68132-21-8
Savin oil (sabinyl acetate) Juniperus sabina CAS No: 68916-94-9 ? see below
Sassafras oil (safrole) Sassafras albidum CAS No: 8006-80-2 ? see below
[Savoury oil, summer Satureja hortensis is classified T- toxic in many inventories]
Tansy oil (thujones) Tanacetum vulgare CAS No: 8016-87-3
Wintergreen oil (methyl salicylate) Gaultheria procumbens CAS No: 68917-75-9
Wormwood oil (thujones) Artemisia absinthium CAS No: 8008-93-3
* Almond oil FFPA is normally traded in aromatherapy = almond oil bitter Free From Prussic Acid (hydrocyanic acid).



■用量反応曲線

ED50, TD50 の距離が開いているほど医薬品の安全性は高いと考えられる。Therapeutic index は、案全域 Safety of margin とも呼ばれる。 案全域が広いほど使いやすい薬剤といわれる。TD50 は実験動物に発がんさせてデータ解析しているものだ。

Therapeutic index = TD50/ED50