■ 導入前の課題

多くの森林森林組合では、急斜面での間伐作業に従来のワイヤーロープを使用していました。
しかし、重量が重く持ち運びが大変で、特に斜面での昇降時には作業者の負担が大きいという課題がありました。
また、湿気や泥汚れによるサビ発生も避けられず、定期的な交換コストもかさんでいました。


■ 導入のきっかけ

林業機械の展示会で「DSロープ」を見た作業班長が、その軽さと耐久性に興味を持ちました。
実際に触れてみると、ワイヤーロープの約1/6の軽さと、型崩れしにくい柔軟性に驚き、その場で試験導入を決定しました。


■ 使用環境

  • 作業内容:急斜面での間伐・集材

  • 使用期間:半年間(夏・冬を通して使用)

  • ロープ径:12mm(DSロープⅡ)


■ 導入後の変化

  • 作業スピードが約20%向上

  • 作業者の疲労感が軽減され、休憩回数が減少

  • 泥や湿気に強く、サビや腐食がゼロ

  • 年間で消耗品コストが約3万円削減


■ 現場の声

「腰への負担が大幅に減ったのが一番うれしい」
「斜面での上げ下ろしが楽になり、若手も安心して作業できる」
「雨の日も滑りにくく、作業中のヒヤリハットが減った」


■ まとめ

急斜面や長距離運搬が多い現場では、軽量で耐久性のある「DSロープ」が非常に有効です。
安全性と効率性を両立しながら、コスト削減にもつながるため、同様の現場での導入をおすすめします。


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